「エホバ」か「ヤハウェ」か問題。正しい読みは「ヤハーヴ」つまり「父なる神」という意味だ。

さて僕が長年研究している聖書。エホバの証人を悩ます。神の名前問題。ヘブライ語聖書は「yhwh」と呼んでいるのに、イエスは、まったく神の名前を使わないという問題だ。

父というのは「アーヴ」と発音する

父というのは「アーバ」「アーヴ」と発音する。また「w」は「v」とも発音される。

神というのは「ヤー」と発音する

神というのは「ヤー」「ヤハ」と発音する。「yh」に該当する部分だ。

つまり「yhwh」は「父なる神」に該当する

エスパウロは神の名を語らなかったのではなく「父なる神」=「yhwh」という考えで、語ったり聖書を書いたりしているということだ。

新約聖書から神の名は消えてはいないということだ

つまり、ギリシャ語聖書(新約聖書)から神の名が消えているように見えるのは、イエスが「父なる神」と語ったからであって、ヘブライ語聖書(旧約聖書)から、断絶しているわけではないということだ。

エスは確かに神の名を語り、弟子たちに伝えた。そして、パウロは「父なる神」という表現で、神の名を表現しているんだ。

エスイスラエルで消滅していた神の名を復元し、弟子たちに伝えた

エスは、イスラエルの間違った伝統によって消失していた神の名を弟子たちに伝えた。

エホバの証人は、神の名についての、主張において的を得ているが、聖書解釈において、無理をしてしまったように感じている。

「父なる神」「エホバ」「ヤーウェ」はすべて同じ意味

だから、クリスチャンが「父」「父なる神」と呼ぶことと「エホバ」「ヤーウェ」「アーヴ」と呼ぶことは、どれも意味的に等しいということだ。キリストはきっと「アーヴ」と呼んでいたのいたのでしょう。

現代人にとっては、「父」という意味が、その中に含まれていさえすれば、どんな呼び方でもよいのではないでしょうか。