2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エレミヤの本p50から始まる「進んでエホバに形作っていただく」は統治体の誘導が強いので指摘しておきます

この副見出しでは「エホバに形作っていただく」が、最終的には「エホバ」の部分を「奴隷級」に変えてしまって、「神に導かれている奴隷級に形作っていただく」という風にすり替えが行われます。ですから、注意して読んでください。 では、少しづつ検討します…

二人か三人が集まっているところにはわたしもその中にいるのです

イエスがそばにおられるということは、強い助けになります。イエスは、どんな人たちを気遣って、そのそばにいてくださると思いますか。どんな人たちを支えてくださるのでしょうか。孤独な人や、信頼できる友人が少ししかいないと思える人のところにもいてく…

聖霊はひとりひとりの個人を導く。組織というかたまりを導くわけではない。

聖霊が働く単位は個人です。神を祈り求める人ひとりひとりに対して、聖霊が働きます。エホバは、聖霊がはたらく個人を通して、その力を表し示されます。 ですから「エホバは組織を導いておられる」という表現を使うのはやめにしませんか。エホバは、今現在は…

命を助けることに関する聖句を再検討する。血の用い方について。

統治体とものみの塔協会は、現在輸血に関して、次のような強い信仰を持っています。 輸血して短い命が助かるくらいならば、死んで復活したほうがよい。 統治体は、血を受け入れることは、死に値する重大な罪といいます。「でも、それって本当にエホバの観点…

組織(99人)のためにひとりを犠牲にするのではなくて、ひとりのために組織(99人)が譲歩する

イエスのたとえ話の中でも、99匹の羊と1匹の迷える羊の話は、好きな人が多いのではないかと思います。知っている人も多いですが、いちおう概略だけを書いておきます。 1匹の羊が迷子になりました。イエスは羊飼いです。イエスは99匹の羊を残して、迷子になっ…

わたしたちはカトリックのような宗教組織ですとものみの塔協会の弁護士が法廷で言う

ものみの塔協会がかかわる裁判にメロンパーク王国会館のっとり事件というものがあるようです。ものみの塔協会が被告で、会衆の元長老が原告です。どちらが正しいかということはさておいておいて、ものみの塔協会が、法廷でどのように振舞うのかということが…

ものみの塔協会の輸血に対する対応が緩和してきている

ものみの塔協会の輸血に対する対応が近年緩和してきているとのことです。子供に対する輸血が必要な時・・・カナダでの取り組み(ニュースの中のJW) カナダではHLC(医療機関連絡委員会)の関与のもと、いくつかの病院で「了解の書面」(LETTER OF UNDERSTAN…

「輸血しないでください」の用紙は書かなくてもよい

パブテスマを受けるともれなくもらえる「輸血しないでください」の用紙は書いてもよいし、書かなくてもよいです。作成するかどうかは個人の問題なので、書いても書かなくてもどっちでもいいんです。 過去においては、演壇の話で持ち歩くように言っていたと思…

「輸血されること」を「レイプされること」に例えるのはやめてほしい

ものみの塔協会作のたとえで、ひどい例えがある。それは「輸血される」ことを「レイプされる」ことに例えるたとえだ。輸血されることは、強姦されることに等しいという発想は、正直頭がおかしいんじゃないかと思う。 「えー、どこにそんなことが書かれている…

内部を改善することはなぜ必要か

僕は内部の改善を急いで行わないといけないと思っています。いくらjw.orgを紹介したとしても、エホバの証人になろうという人は、インターネットでそれ以外の情報も比較して、よく考えると思うからです。インターネットでサイトを調べることができる人は、他…

わたしはエホバであり、わたしは変わっていないのである

神は変化したのでしょうか。ヘブライ語聖書の神は恐ろしい神で、ギリシャ語聖書の神は、愛ある神なのでしょうか。ヘブライ語聖書の神とギリシャ語聖書の神の性格が異なるように見えますか。 ヘブライ語聖書の神はイスラエル人の宗教における神で、ギリシャ語…

ネクタイの自由化と姉妹たちがズボンをはけるようにしたい

なぜエホバの証人の兄弟は、スーツとネクタイなのでしょうか。集会に行くとき、また奉仕をするときにスーツとネクタイを着用するのでしょうか。また姉妹たちは、集会に行くとき、また奉仕をするときに、スカートを着用するのでしょうか。考えてみたことはあ…

長老への手紙は「エホバの証人のクリスチャン会衆」という謎の宗教法人から来る

みなさん、長老への手紙は、どこからやってくるかを知っておられますか。「統治体」でしょうか、「ものみの塔聖書冊子協会」でしょうか。答えは、そのどちらでもなくって、正解は「エホバの証人のクリスチャン会衆」という、聞きなれない宗教法人から来ます…

緋色の野獣は国際連合を指し示す。国際連合が大いなるバビロンを滅ぼす。

さて、今回も教理を検討してみましょう。 現在の統治体は、ヨハネの啓示にでてくる緋色の野獣は、国際連合を指すと述べています。そして、国際連合が大いなるバビロンを打ち倒すとのべています。 でもよく考えてみてください。緋色の野獣が、国際連合である…

「忠実で思慮深い奴隷」と「見える地上の組織」という二つの神学概念を捨てよう

キリスト教の派の中で、ものみの塔協会だけが主張する独特の教理に「忠実で思慮深い奴隷」と「見える地上の組織」という神学概念があります。 最初に言っておくと「忠実で思慮深い奴隷」という言葉は、聖書にたった一度だけ登場し、イエスのたくさんのたとえ…

年代計算。607年、1914年、1919年。

ものみの塔協会の歴史を見ると、ものみの塔協会は、年代計算という分野に、精力的に励んでいたことがわかります。聖書を調べて、意味のある年代を割り出そうという努力が強く払われていたことがわかります。 100年以上たってわかってきたことは、年代計算が…

審理委員会という名の宗教裁判

現在、統治体は、審理委員会という、宗教的な裁判制度を設けることを、各会衆に求めています。審理委員会という名前ですが、事実上は、会衆単位で行われる宗教裁判です。 統治体によって、会衆の長老に任命されると、審理委員会で、会衆の成員を裁く必要が生…

恋愛や結婚に関して会衆内に変な規則を作らないでほしい

とあるエホバの証人に関する恋愛の掲示板で、会衆に規則ができあがってしまったという投稿がありました。少し紹介してみますね。これは特殊な状況というよりは、過去に一般的に見られて、現在も根強く残っているという感じだと思います。 1 ナマエ:うるる …

宣べ伝えることは大切。でも量や方法は、どうでもいい。

僕は宣べ伝えるということは、とても大切なことだと考えています。この点では、僕はエホバの証人の全員が宣教をするというスタイルを肯定しています。 家から家でもなくてもよいけれど、何らかの形で「王国についてのよい便り」を他の人に語ることは大切なこ…

新しい契約

聖書では、モーセの律法は古い契約、イエス・キリストによる契約は新しい契約と呼ばれています。古い契約と新しい契約は何が異なるでしょうか。 大きな違いは、救いの対象ですね。モーセの律法は、イスラエル人が対象でしたが、新しい契約によって、救いの道…

霊的な体

さて以下の聖句を検討してみます。 物質の体でまかれ,霊的な体でよみがえらされます。物質の体があるなら,霊的な[体]もあります。まさにそう書かれています。「最初の人アダムは生きた魂になった」。最後のアダムは命を与える霊になったのです。 (新世界訳…

水と霊から生まれなければ,だれも神の王国に入ることはできないのです

ここ数回で、統治体が14万4000人だけに当てはまると解釈する聖句について書いてきましたが、今回も同じ内容です。今回は以下の聖句について取り上げます。 きわめて真実にあなたに言いますが,水と霊から生まれなければ,だれも神の王国に入ることはできない…

小さな群れよ

全てのクリスチャンを神の王国に入ることができますかという質問に対してはそうだと答えることができます。またすべてのクリスチャンは神の王国を受けることができますかという質問に対してもそうだと答えることができます。 イエス・キリストが天で王権を確…

わたしの兄弟のうち最も小さな者

マタイ25章34〜46節はイエスのたとえ話です。趣旨は「イエス・キリストの最も小さな兄弟に対して親切にした人は、それだけイエス・キリストにも親切にした。イエス・キリストの最も小さな兄弟に対して、ひどく扱った人は、それだけイエス・キリストをもひど…

「人が天に住む」という概念は聖書にはない

僕は聖書を繰り返し読んでいるけれど、「人が天に上る」とか「人が天に住む」という表現は聖書にはひとつもないように思う。関連聖句を吟味してみよう。 聖書の表現が確実に意味していることは、イエスが天に昇ったということだけであって、イエス以外の人が…