ヨハネによる書

自分がされたくないと思うことを、人にしてはいけない

人の立場に身をおいて、自分がもしされたら、どれほど精神的な被害を被るかを考えて、それが、ひどいと思うのであれば、しないのがよい。自分と他人を入れ替えてみて、他人のことを考えてみてほしい。 多くの人が、女に、石を投げつけようとした。そして、投…

命の木とイエス・キリスト、善悪の木と愛のおきて

命の木とイエス・キリスト、善悪の木と愛のおきての関係がわかりますか。 アダムが罪を犯したときには、エホバは、アダムをエデンの園から追い出し、命の木を与えないといわれました。しかし、罪から立ち返ったなら、再び命を与えるつもりでした。 命の木と…

彼らはいわれなくわたしを憎んだ

この聖句をちょっと見てみてください。ちょっと下線を引いてみました。 『彼らはいわれなくわたしを憎んだ』 (ヨハネ 15:25) いわれなくってどういう意味だと思いますか。「いわれなく」というのは、「理由がないのに」という意味です。 イエスは、イエスを…

あなたは何を見に言ったのですか。柔らかな衣で装った人ですか

僕は、服装や髪型やひげについて書くことが多いです。それは、人々が過度に外見を気にしすぎる傾向があるからです。イエス・キリストも人々のこの傾向を見抜いていました。人々は、王の家にいるような服装をした人に、引き込まれがちです。きっちりと立派な…

イエスは、幕屋の祭りの期間に神殿で教える

ヨハネの福音書には、エルサレムで行われる祭りが何回か登場します。ヨハネ7章では、幕屋の祭りの期間中にイエスが、神殿で教えたという内容が書かれていますので、そのことを着眼点にして紹介したいと思います。 ユダヤ人の祭り、つまり幕屋の祭りが近づい…

人のことを影で悪くいうこと

僕には、本音と建前という文化がよくわからない。その、なんというか、僕の前で、にこにこしている人たちは、影で悪口を言ったりしているということだ。本人の口からは、聞こえてこないけれど、うわさをしていれば、どこかからはもれてくる。 うわさ話の動機…

わたしと結びついていないなら実を結ぶことはできません

イエス・キリストは真のぶどうの木、父は耕作者です。父は、耕作をする人にたとえられています。イエスは、父に育てられたぶどうの木です。 イエス・キリストと結びついてよい実を生み出す枝には、父はさらによい実を生み出すようにされます。反対にしっかり…

すべての者が父を尊ぶのと同じように、子を尊ぶためです

すべてのものの根源であられる方エホバ神は、父と呼ばれ、イエス・キリストは子と呼ばれます。イエス・キリストは、父からでており、父の言葉を話します。それで、イエス・キリストの言葉を尊ぶ人は、父を尊んでいることになります。イエスが、父の言葉を語…

光の中を歩むとは

聖書には光の子として歩んでいきなさいと書かれています。光とは、明るいとか、見えるとか、明らかにするとか、そういうことの比ゆでもあります。 いとうべき事柄を習わしにする者は,光を憎んで,光に来ません。自分の業が戒められないようにするためです。…

ヨハネの福音書は、残りの三つの福音書を補足するために書かれたと見るのはどうでしょうか

僕自身は、聖書の無謬性を信じていません。聖書全体としてみれば、信頼できるけれど、細部に関しては、多少の食い違いがあるというのが、現在の僕の考え方です。主義・主張は最初から最後まで一貫していますが、細部については、人間が書き記したものなので…

水と霊から生まれなければ,だれも神の王国に入ることはできないのです

ここ数回で、統治体が14万4000人だけに当てはまると解釈する聖句について書いてきましたが、今回も同じ内容です。今回は以下の聖句について取り上げます。 きわめて真実にあなたに言いますが,水と霊から生まれなければ,だれも神の王国に入ることはできない…

わたしは羊の戸口です。わたしに代わって来た者はみな強奪者です。

イエスは立派な羊飼いです。立派な羊飼いは、羊のために命を投げ打ちます。雇われた人は、狼がくると、羊を置いて逃げていってしまいます。イエスは、羊たちを知り、羊たちもイエスを知っています。 ですから、戸口にはイエスを通って入る必要があります。イ…

真実なことを行なう者は光のもとにくる

もし嘘をついていたり、自分の行っていることに後ろめたさがあるのなら、そのことを隠したいと思うのではないでしょうか。うまく隠し通せているうちは、うまくいきます。けれども、嘘がばれると、信用がものすごく落ちてしまいます。 またうまく隠していたと…

神への経路はイエスだけ

経路と言う言葉は「何々への道」という意味です。経路という言葉を聞いて何をイメージするでしょうか。経路、経路、経路と三回くらい頭の中で繰り返すと、自分が何をイメージできるか気づくと思います。 正解はイエスです。 「わたしは道であり,真理であり…

イエスに信仰を働かせれば、たとえ死んでも復活する

聖書に書かれている最も大きくて価値のある音信。それは死はなくなるということだ。人は病気になったり、年老いたりして必ず死んでいく。現代の最新の科学技術も、最新医療も死を克服することができないでいる。 たくさんの事故や自然災害や世界各地での紛争…

わたしは世を征服したのです

イエスが世の征服を宣言する場面がとても感動的だ。イエスは自分の弟子たちが困難や迫害にあうことを知っていたので、弟子たちをいつも励また。イエスは迫害を受けて、自分が死に渡されるまで、弟子たちを気遣った。(もちろん復活してからも!) イエスは世に…

あなたは健康になりたいですか

多くの人は病気にかからずに健康で生活したいということを望んでいます。けれども、何らかの病気にかかってしまったり、事故で怪我をしたりして、その後遺症に苦しむということも少なくありません。 病気や怪我は決して楽しいものではありません。自分が実際…

わたしはあなた方のために模範を示しました

模範を示すという言葉はわかりやすくいえば、手本を示すという意味です。たとえば、楽器の演奏を覚えるときには、本を見たり、言葉で教えてもらったりしてもとても難しく感じます。 実際に目の前で楽器を演奏してもらえれば、耳で聞いて目で見ることによって…

父とわたしに信仰を働かせなさい

エホバの証人は、エホバの存在とイエスの存在を両方とも認める立場です。イエスは聖書中である意味で主や神と呼ばれることはっても、創造者であるエホバとは別個の存在です。福音書を読むとイエス自身が、自分と創造者である神を区別していることが、たくさ…

聖書が伝える真理「復活」

聖書を読もうと思うとき皆さんはどのような観点で聖書を読もうと思われますか。物語のひとつとしてとらえて、他の小説などと同じ感覚で読もうとされるでしょうか。また創造の神話が載せられたもので、聖書に書かれた奇跡的なできごとは現在の科学の基準から…