2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ものみの塔研究考察「組織の一員となることが特権という考え方について」

さてこれで、やっとものみの塔研究もひと段落です。明日からは、少し明るい話題になると思います。では2013年4月号「うみ疲れてはなりません」の最後の副見出しをみていきましょう。 音信に調和した生活をする 忍耐し、エホバの組織と歩調を合わせるためには…

ものみの塔研究考察「取り決めという名前の律法主義」

エホバの証人になると取り決めという言葉を頻繁に耳にすると思います。「取り決めだから大切にすべき」という意見が、大勢を占めています。でもちょっとまってください。僕たちは、一度聖書を調べてみないといけません。それは大量の取り決め、型、手紙によ…

ものみの塔研究考察「心理的に罪悪感を持たせる手法について」

2013年4月号研究用ものみの塔「うみ疲れてはなりません」を引き続き読んでいきます。 ものみの塔研究ではときどき「心の正直な人」という表現がでてきます。でもその意味は、正気な人という意味ではありません。 心の正直な人を探し出す 心の正直な人という…

ものみの塔研究考察「集会出席という圧力について」

2013年4月号のものみの塔研究「うみ疲れてはなりません」を引き続いてみて行きたいと思います。二個目の副見出しは集会についての記事になっています。間違いを指摘しますね。 励ましと崇拝のために集まる 集まりあうことは、クリスチャンの会衆が設立された…

ものみの塔研究考察「組織賛美のためだけに書かれた記事」

前回と今回のものみの塔研究は、相当ひどい内容、組織崇拝、組織信仰に満ち溢れた回でしたので、これ以上、兄弟・姉妹が組織信仰、組織崇拝へと導かれないように、ちょっと集中的に記事を書いておこうと思います。 今回のタイトルは「うみ疲れてはなりません…

姦淫の罪を犯して石打ちにされかけていた女性

今日はこの聖句について考えてみましょう。 「あなた方の中で罪のない人が,彼女に対して最初に石を投げなさい」 (ヨハネ8章7節) パリサイ人が、姦淫を犯した女性をつれてきて、このような女性は石打ちにすべきだと律法に書かれているが、あなたはどう思うか…

集会の自由化を提案してみる

まず最初に質問をしてみたいと思います。以下の質問です。 集会に参加しないことは罪ですか。 さて次の質問もしてみます。 集会に参加しないと救いを得ることができませんか さて引き続いて質問してみます。 集会に参加するのは、自発的な気持ちからですか。…

ものみの塔研究考察「組織の歯車として利用したいというものみの塔協会の意図について」

研究用ものみの塔の傾向についてひとつ述べるとすれば、組織賛美と人間賛美にあふれているということです。人間賛美というのは、組織が与えた特権を享受する人たちを誉めたたたえ、その人を賛美するということです。組織の歯車として働く人が注目を浴び、誉…

ものみの塔研究考察「エホバの組織の地的な部分について」

僕たちはときおり「エホバの組織の地的な部分」という意味不明な響きを持つ言葉を目にします。もちろん聖書にはこんな言葉は登場しないので、ものみの塔協会の造語です。ものみの塔協会は、エホバの証人に対して「エホバの組織の地的な部分」に過度に注目さ…

ものみの塔研究考察「天の組織という概念について」

次回と次の次の回のものみの塔研究は、組織べったりな内容なので、僕はだいぶ気分が悪くなっています。でもこういう機会を利用して、組織崇拝の膿を少しづつ出しちゃいましょう。研究用ものみの塔の内容を読んで「これは聖書に根拠がない内容だ」と自分でわ…

霊と真理によって歩むということを忘れないようにする

りんごさんが、ものみの塔研究につっこみをいれていました。以下の、崇拝には物質的な資産が関係するっていう部分です。 それよりも。 まずは、16ページ:20の始まりの一文。 「わたしたちの崇拝には、可能な限り最大限、時間やエネルギーや物質的な資産を…

「ほかの羊」とは、地上で永遠の命を得る人のことではなく、諸国民のこと

ものみの塔協会は、「ほかの羊」を、地上で永遠の命を得る人と解釈する ものみの塔研究には「ほかの羊」という単語が頻繁に登場します。ものみの塔協会は、この「ほかの羊」という言葉を、地上で永遠の命を得る人という意味で使っています。天で復活する14万…

巡回監督も批判の対象に含めよう

僕たちは、長老と統治体への批判は日々行っています。なんでかというと、長老は実際に加害者になることが多いので、批判の的になりやすいです。統治体は、ものみの塔協会のトップなので、批判の対象になりやすいです。 巡回監督と日本支部についていえば、生…

これがエホバの証人の示す悲しい愛の現実です

「エホバの証人についてのブログ」さんのところで、興味深い話が書かれていました。悲しい話ですが、これがエホバの証人の現実です。研究性だと喜んで、会衆で盛り上がっていたら、自分は過去に排斥されたということを告白する場面です。 別の会衆で、やはり…

組織を間にはさまなければ成り立たない友情について

エホバの証人は、他の人との友情を、組織を間にはさまなければ成り立たせることができません。あまりにも安易な友という見方があって、それは、「エホバの証人であれば友」という見方です。これは裏を返せば、「エホバの証人でなければ友でない」という見方…

神との和解のことについて考えている

和解という言葉の意味は、一方的にという意味ではない。和解ということの意味は、双方が歩みよるという意味だ。神が人と和解し、人が神と和解する。神は、イエスを通して人の罪を許し、人は神の元に帰る。イエスは、仲介者であって、和解の務めを果たした。 …

資金の移動に関する透明性の確保と不平等な関係の解消

よく知られていることですが、各会衆とものみの塔協会の間には、不平等な関係があります。これは長年維持されてきたものですが、公平の観点から見ると、解消したほうがよいと僕は考えます。 簡単にのべると以下の点です。 会計の監査というのは会衆に対して…

「油を注がれる」とは何を意味しているか

現在のものみの塔協会の見解は、クリスチャンの中には、「油注がれた者」と「油注がれていない者」の二種類のグループが存在しているという見解です。けれども、僕は真っ向からこの見解を否定したいと思います。 油注がれた者とは、第一義的にはイエス・キリ…

彼女は多く愛したからです

僕が望むことは、やっぱりひとりひとりが聖書を読めるようになることです。聖書を読むということにおいて、最終的には、自立して読むことができるようになってほしいと思います。でも、聖書は難しい。でも毎日少しづつ読めば、少しづつ、良いものになってい…

「キリスト教世界」という言葉を使わないようにする

今回のテーマは「キリスト教世界」です。最初にものみの塔研究の一文をご覧ください。 キリスト教世界の諸教会は全般的に、神のみ名を使うことを避けてきました。 (2013年3月号 p24) 読んでみてどうでしょうか。素通りしてしまいましたか。それとも、ひっか…

6月になって熱くなってきました。クールビズして涼しい格好をしませんか

集会に行って、エアコンの設定温度を見たら、なんと23度になっていました。びっくり。夏に、あつい格好をして、冷房をいれて温度を下げていたら、本末転倒だと思います。 冷房の温度を少し上げて、涼しい格好をしたらいいんです。僕は、そう思います。日本の…

モーセの十戒を思い起こす

シナイ山で、エホバはイスラエル人にモーセを通して、10個の律法をお与えになりました。今僕たちは、律法の元にはいません。つまり、モーセの律法によって、直接裁かれるということはありません。また、律法を守ることによる救いということも、律法が廃棄さ…

コリント人への第一の手紙7章25節〜36節は結婚の時期より以前に婚約相手を持つことについて語られているかもしれない

コリント書第一7章25節〜36節は前からつながる文脈から考えてとてもおかしく感じてしまう聖句です。なぜなら結婚を肯定的に語っていたパウロが、とつぜん否定的な調子で、結婚について語りだすからです。 そして、ものみの塔協会は、この部分の聖句を利用し…