2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

実を結ぶようにというたとえ話

イエスはよく木や実のたとえ話をよくします。自分をぶどうの木にたとえて、木にしっかりと結びついていなければ実を結ぶことはできないと言われました。多く実を結ぶことは祝福、これが、聖書に流れる変わらない価値感のひとつです。 種まきをしました。そし…

逃れ場所としての居場所

僕は集まるということについて考えているのだけれど、どういう場所がよいのかを考えている。巨大な組織として集まるという集まり方については、疑問符がつく。それはむしろ、聖書が示している集まり方とは、反対の形の集まり方ではなかろうか。 2,3人で集ま…

戦いの神エホバ

ヘブライ語聖書を読んでいると、エホバの性格の中で、戦いの神、勝利の神という側面が見えることがあります。カナンの地を取得するときには、エホバは戦いを命じました。そして、強い民との戦いに際して、勇気を出すように励まします。 『あなた方は彼らのた…

「多くのおきて」と「ひとつのおきて」

なぜイスラエルには、あれほど多くの、あれほど細かなおきてが与えられたのかということを、ずっと考えていました。最初に読んだときの印象は、ひどく細かなことを気にする神だなぁという印象です。また、食べてもよい動物の種類については、合理的な理由は…

第三回「律法は罪を明らかにする」 | 罪と死について考える

さて、罪とは、神の思いに背くということを意味していました。では、神の思いに背くこととは、いったい何なのでしょうか。それは、イエスラエルに与えられた律法を通して明らかにされることとなりました。 モーセの十戒 モーセの十戒というのは、よく耳にし…

蛇は女を誘惑し、女は欺かれ男を従わせ、男は神より女に従った

創世記のお話は、現代の劇の象徴しているように、僕には思われます。この物語は、いくつかの要素が含まれています。 蛇は嘘をつき、女を誘惑し欺いた 女は、蛇がついた嘘によって、欺かれています。女はといえば、完全に蛇に欺かれたのです。これは、邪悪な…

第二回「罪とは何か」 | 罪と死について考える

罪とは、原義的には、神から背くという意味です。神に背を向ける、神から離れるというような意味です。 罪とは「神から背く」という意味 この意味で、アダムとイブは、罪を犯しました。つまり、神に背を向けました。神の言葉を守るのではなくって、神の言葉…

第一回「罪の始まり」 | 罪と死について考える

テーマを設定して、しばらくは書いていきたいと思います。ひとつのテーマは、12回で終了します。 聖書は永遠の命について書かれた書物 聖書は永遠の命について書かれた書物です。けれども、この永遠の命というものは、新しく得るというものではなくって、人…

ルカ14章35節「聴く耳のある人は聴きなさい」

立派な人の言葉には、耳を傾けますが、立派でない人の言葉には、耳を傾けません。英雄の言葉には耳を傾けますが、みすぼらしい人の言葉には耳を傾けません。権威ある人の言葉には、耳を傾けますが、蔑まれた人の言葉には耳を傾けません。 それゆえに、大切な…

「黒崎幸吉著 註解新約聖書」はよい注解書だと思う

聖書の内容を調べるときに、わからない部分があったときに、よく参考にしているものに「黒崎幸吉著 註解新約聖書」がある。 黒崎幸吉著 註解新約聖書 これが最近2009年ごろからだんだんとWeb化されて、無料でだれでも読めるようにしてくださったみたいだ。 …

ひとりの夫とひとりの妻

僕たちの住んでいる日本という社会は、一夫一婦制です。これは国家が、国民に対して、重婚をしてはならないといっているということです。また、不倫は、犯罪ではありませんけれど、民事訴訟によって、精神的な苦痛に対して慰謝料を請求することができます。 …

ほんの少しの良い物

目にとってはきらびやかに映るものがたくさんあります。刺激的なキャッチフレーズで、心が奪われそうになるものはたくさんあります。けれども、多くの人の平均にとって、欲望をくすぐるものは、僕にとっては、良い物なのではありません。 多くの心配事や不安…

種をまくということの比喩の意味

「種まき人は種をまきにでかけました」。種とはなんでしょうか。種とは、小さなものです。それは、ほんの人差し指の先に乗る程度の大きさしかありません。それは、小さく弱く、まだ生まれてもいません。 種まき人は、たくさんの失望を経験します。種をせっか…

ルカ21章9節「終わりはすぐにはこないのです」

ある人たちの伝道方法は、終わりがすぐにでもくるかのように話して、人々の心を急がせます。これくらいの期限で終わりは必ずくるというような、誤った情報を流し続ける人たちもいます。 けれども、実は、イエス・キリストは、これとは正反対のことを言ってい…

義なる神の世を望むことの意義

たくさんの誤解があるように思う。義なる神の世を望むということを、否定する必要はないと思う。たくさんのことをごちゃ混ぜにして考えているのではないだろうかと思う。 ものみの塔協会は、待つという言葉の意味を、統治体や長老への責任を追及させないため…

一人で一回言っただけでは何も起こらない。100人で100回言うと、効果がでる

この人には、言ってもわからないと思うことがあります。でも、それは、単に、そのような考え方にその人が慣れていなかったりするだけだったりします。長い間、同じような慣習の中で過ごしてきたので、言ったことの意味がわかりにくいのです。 それでも、あき…

会衆の若い兄弟・姉妹たちはもっと話をすればよいと思う

裏では兄弟たちは巡回監督から、こんなことを言われているのをしっていますか。 特権を得たいのであれば、姉妹たちには、事務的に接しなさい こういう話を聞くたびに、特権は最悪のものだという思いが深まっていきます。特権を得れば得るほど、エホバからも…

「わたしは生きている」とエホバは言われる

エホバは死んではおられません。まことの神の存在が覆い隠されるとしても、それは、人間の業であって、神はもっと高い方だからである。 人々は神を忘れてしまいました。まことの神を忘れさせようと、精一杯の活動を繰り返してきました。けれども、エホバは言…

統治体は「普通のおじさん」に過ぎない

統治体のイタリアでの公開講演の様子が、カレブさんによって、アップロードされてました。 アンソニー・モリス イタリアで語る これをみて、思うことは、統治体は「普通のおじさん」だということです。威光のようなものはなにもありません。むしろ会衆で公開…