統治体は「普通のおじさん」に過ぎない

 統治体のイタリアでの公開講演の様子が、カレブさんによって、アップロードされてました。

アンソニー・モリス イタリアで語る

 これをみて、思うことは、統治体は「普通のおじさん」だということです。威光のようなものはなにもありません。むしろ会衆で公開講演をする奉仕の僕の兄弟のほうが、講演が上手なんじゃないでしょうか。

 最近、開拓者の集まりは、統治体に見習うようにという話がなされました。でも、僕は、むしろ、身近なところにいる、優しい兄弟・姉妹たちを見習うのがよいと思えます。統治体に特別に目を向けるのではなくて、会衆やひとりひとりの兄弟・姉妹に目を見けるのです。

 兄弟・姉妹の皆さん、僕たちは、統治体の成員を、池田大作先生のような指導者の立場におきたいのですか。それとも、彼らは、僕たちの兄弟なのでしょうか。

 もし兄弟なのであれば、彼らが勘違いしているということを、伝えなくてはいけません。彼らが自分を特別視して、他の兄弟・姉妹を、隷属させようとするのであれば、その間違いを伝える必要があります。

 兄弟・姉妹たち、皆さんは、伝道活動が上手でしょう。伝道活動が難航していますよね。それは、皆さんのせいではなくって、統治体の間違った政策のせいで、伝道活動が難航しています。

 ですから、本当に伝えたいという覚悟があるのであれば、まずは先に、統治体に対して、間違いを正してくれるように宣べ伝える必要があります。

 組織が怖いという感情は理解できます。排斥や無視が怖いという感情もわかります。けれども、危険な地域でも、巧みに伝道活動を行ってきたのではありませんか。それならば今、ものみの塔協会と統治体に、真実を宣べ伝えるという活動もできると思います。

 内側に向けた伝道活動が必要です。「勘違いをした統治体のおじさんたち」に伝える必要があります。