創世記

公正に分け合うということ

昨日は難しい話になったけれど、簡単にいうと、公正に分け合うということだ。公正に分け合う努力をしないと、それは、いつでも不満になっちゃう。 もちろん富だけではなくって、決定権、権力、喜び、食べ物、資源などを、公正に分け合う努力をしなくっちゃい…

ヤコブとラバンの和解

創世記にでてくるヤコブは、非常に面白い行動をする人です。み使いと組み打ちを始めたり、兄のエサウの長子の権を煮豆で買ったりします。 今回は、ヤコブとラバンの和解についてみてみましょう。 ヤコブはラバンの裏を書いて脱出する ヤコブは、ラバンの下で…

実を結ぶようにというたとえ話

イエスはよく木や実のたとえ話をよくします。自分をぶどうの木にたとえて、木にしっかりと結びついていなければ実を結ぶことはできないと言われました。多く実を結ぶことは祝福、これが、聖書に流れる変わらない価値感のひとつです。 種まきをしました。そし…

蛇は女を誘惑し、女は欺かれ男を従わせ、男は神より女に従った

創世記のお話は、現代の劇の象徴しているように、僕には思われます。この物語は、いくつかの要素が含まれています。 蛇は嘘をつき、女を誘惑し欺いた 女は、蛇がついた嘘によって、欺かれています。女はといえば、完全に蛇に欺かれたのです。これは、邪悪な…

神は最初に天と地を創造された

聖書という本の最初は、宇宙と地球の創造のお話から始まります。 初めに神は天と地を創造された。 (創世記 1:1) 天というのは、空や星や太陽や月など、空を見上げると見えるもののことです。それら全部が天と表現されています。地というのは、僕たちが住んで…

ユダは自分の息子の嫁のタマルと関係を持ち妊娠させる

創世記を通読中。ここでいうユダは、裏切り者のユダじゃなくて、ヤコブの12人の息子のうちのひとりのユダ。 聖書の預言では、王の家計はユダからでることになっていて、ダビデ王もユダの子孫だし、イエス・キリストも人間的な観点で見れば、ユダの子孫になる…

あなたはご覧になる神です

アブラハムとサラの間には長い間子どもができませんでした。後にイサクと呼ばれる子どもがアブラハムとサラの間に生まれますが、アブラハムが100歳、サラが90歳の時にイサクを身ごもったのでした。 アブラハムには、もう一人の妻がいます。ハガルといってサ…

血を伴う肉を食べてはならない

「魂」という言葉を聞くと、日本人であれば、多くの人は白くて丸い色をした浮遊する人間の霊を思い浮かべると思います。でも聖書を読むときは、そのようなイメージで読むと意味をまったく取り違えてしまいます。 実は聖書の中では、魂という言葉は「動物や人…

アダムは女性を見て感激する

最初の人アダムは、神の造られた楽園で動物たちと共に生活をしていました。たくさんの木の実があり食料は豊富にありました。 川も流れていて、資源として金(きん)も豊富にあったほうです。さまざまな動物たちもいるので、アダムは動物に囲まれて生活していま…

人間の歴史には始まりがある

聖書は創世記と呼ばれる物語から始まります。神が宇宙と地球を創造して、植物を創造され、動物や鳥や魚を創造され、人間を創造するという記述があります。 わたしたちは普通、人間は他の動物から進化したのだと、学校の教科書で学習します。他の動物の一員で…