お互いが見栄っ張りだとしんどい

 世の中は大変だ。男も女も、見栄っ張りでなくっちゃならない。男が弱さを見せれば、弱さのレッテルをはられて、うわさされてしまう。女性も嘘をつき通さなくっちゃならない。これは、大変だ。

 どうしてこうも、見栄っ張りでなくっちゃならないのかと、いつも思う。いつだって強い男性と、美しい女性が、広告に描かれて、お互いに見栄を張りあうことになっちゃう。男はそれほど強くはないし、女性の内面はそれほど、柔和じゃない。

 男性は女性的な側面を持っているし、女性も男性的な側面を持っている。男性はある面では弱いし、女性はある面ではがさつだ。最初から、わかりあえているなら、もう少しうまくいくのにと思う。

 クリスチャンも含めて95%くらいは、嘘をついている。これは、僕はかつてぜんぜん知らなかったけど、たぶんそうなっている。嘘をつく人を責めたい気持ちもあるけれど、よっぽど心が強くない限りは、嘘をつかざるをえない世の中なのだろうと思う。

 罪が世に入り込んだ、すべての人は神の栄光に達し得ない。この現実認識を持っていないと、いつでも失望することになる。

 告白して許しあい、愛し合える関係が楽だ。僕はそう思う。

互いに親切にし,優しい同情心を示し,神がキリストによって惜しみなく許してくださったように,あなた方も互いに惜しみなく許し合いなさい。
(エフェソス 4:32)

 会衆はできれば、そのような場所であってほしい。