ウォーウィックへの本部の移転に反対

 ものみの塔協会は、ウォーウィックへの本部の移転を進めているようですが、これには反対です。ものみの塔協会の不動産運用の秘密というのが、最近わかってきましたね。

 中野っちさんの記事がとてもわかりやすいです。

無料の労働力を投入 -> しばらく集会所として利用してから、売却
王国会館建設と資金の流れ

 簡単にいうと、ものみの塔協会は、奉仕者に無償で建物を建てる労働をさせた後に、その建物を転売して、その売却益をふところに入れるということです。

 無償の労働者を、エホバの証人から募り建物を建築して、その売却益で稼ぐという仕組みです。建物を建てるときに一番お金がかかるのは、人件費ですね。それを無償で提供させて、売却益をふところに入れるというのが、ものみの塔協会のやり方です。

 会衆には一銭も還元されません。貧困な会衆にローンをさせて、王国会館を建てさせ、それを最終的には、売却をして、ふところにいれる。ものみの塔協会の主要な目的は、貧困ビジネスによって、お金を得ることです。

 ものみの塔協会が、会計を一切開示しないのは、やましいことを、ものすごく多くやってきたからです。そんなところに寄付をしてはいけないし、労働力を提供するのも、もうやめたほうがいい。

 統治体は僕たちにこういいます。「世界本部の移転のような大規模なプロジェクトにあずかれることは特権です」しかし、彼らがこういうのは、労働力と寄付を搾り取って、楽園のような土地に、自分たちが住むためです。

 統治体には、もう少し質素な場所に住もうという考えがないのです。「普通のおうちに住もう」という考えがなくって、「自分たちは特別なのだから、楽園のような東京ドーム22個分の敷地に住もう。長いバカンスも楽しもう」という考えしかないのです。

 日本の開拓者・長老の生活はどうですか。見ていてあわれです。簡素な生活を求められ、ぎりぎりの生活、貯蓄も悪と教えられて貯金もない、盆も正月もなく、365日死ぬまで働かされている生活。彼らは、忙しすぎて、そのおかしさに気がつけない。仕事中毒状態。

 統治体は、エホバの証人のひとりひとりの生活に目を向けずに、自分たちだけがよい生活をしようとしている。そして、あげくのはてに、100周年ダンスパーティーだ。

 ウォーウィックへの本部の移転に反対。途中で挫折することを祈ります。