陰部があらわになってはいけない

 聖書をずーっと読んでいるのだけれど、気になる部分が登場したので、紹介します。エホバがモーセに、祭壇の作り方を命じるのですが、踏み段を作って、祭壇に登ってはならないと、エホバはモーセにいいます。

 祭壇というのは、神の食卓、神のテーブルですね。その祭壇に踏み段を作って登ってはならないと、エホバはいいます。理由はなんでしょうか。

 その理由は、陰部があらわになってはいけないからです。

また踏み段によってわたしの祭壇に上ってはならない。あなたの隠し所がその上であらわにされることのないためです。
(出エジプト20:26)

 陰部というのは、おちんちんのことですが、エデンの園で、アダムが、知恵の実を食べて以来、恥を隠すために、隠されるべきものとなっています。

 アダムは、神の子であったのに、神の禁じることを行ったゆえに、その体の栄光は失われ、裸でいることは、恥ずべきこととなってしまったのでした。

 そして神は、腰巻をアダムとエバに与えました。アダムが、木の葉で、おちんちんを隠していたからです。

 神の栄光は、それ以来、恥ずべきものに変わってしまったのです。なんと悲しいことでしょうか。