会衆に問題がものすごく多いのは、組織が原因

 ふと思い出してみてください。みなさんの会衆って、問題が多くあったり、大きな問題を抱えていたりはしませんか。

 たとえば、実は、あの姉妹と、この姉妹は、すごく仲が悪い。徹底的に無視しあっている。長老の振る舞いがひどい。巡回監督は、兄弟たちに高圧的だ。嫉妬で満ちている。

 若者たちは不満を抱いて離れていく。若い人たちはいなくなってしまった。バプテスマを受けても、会衆の現実の姿を見て、すぐに離れていく。

 姉妹たち、こういう現実はありませんか。実は、本当に多くの会衆が、ひどい問題を抱えています。自分たちの会衆だけ、自分たちの会衆の長老だけが、ひどいわけではないんです。

 姉妹たちの多くのこんな風に考えていると思います。なぜこんなにひどいのか。それは人間は不完全だからだ。人間につまづいちゃいけない、苦しくってもエホバを見ようと。こんな風に、考えていますね。

 でも実際そうではないんです。多くの会衆の問題が放置されているのは、現在のものみの塔協会の組織運営が、ひどいものだからです。この事実をまず知ってください。

多くの会衆の問題が放置されているのは、現在のものみの塔協会の組織運営が、ひどいものだから。

 もし、統治体は立派な手本を示している、でも長老たちはよい手本を示せてはいないと考えているなら、考え直してください。

 イエスは「よい実を生み出さない木は、よくない木だ」とおっしゃいましたね。会衆や長老達がよい実を生み出さないのは、統治体のものみの塔協会の運営が、よくないという証拠なんです。

 これをよく理解してくださいね。会衆が苦しんでいる根本的な原因を僕は話しましたよ。会衆が苦しんでいる原因は、現在の組織運営がひどいものだからです。

 では、ここをスタート地点にして、どうやったらこの問題の解決に至れるかを考えましょう。



組織信仰 - 何が問題か