ご意志にしたがって求めることであれば神は聞いてくださる
誤解が生じることがあります。一方の人が悪い場合もありますが、どちらも悪くない場合もあります。
うわさ話が広がることがあります。事実とは違うことが、いい広められてしまいます。
ある兄弟に対して悪いイメージを抱くことがあります。楽しく過ごすことが難しくなります。
ある人は厳しい良心を持っています。たとえば男女交際に対して、また会衆のあり方について、また話し方や振る舞いについて。
そしてどうすればこの状況を解決するかがわからなくなるときがあります。お互いに話さなくなって、それぞれがばらばらに自分の考え方で宣教奉仕に参加するということが長く続くことがあります。
相手が悪かったのでしょうか。それとも自分が悪かったのでしょうか。踏み込んではいけない部分に踏み込んでしまったのでしょうか。それともお互いをよく知らなかったのでしょうか。
人間的な知恵ではもう解決には向かわないのではないかと思う状況がときどきあります。でもエホバは、僕たち兄弟・姉妹がクリスチャン家族としてみんな仲良くやってゆくということを望んでおられます。
どうすればよいでしょうか。聖書の解決策はとてもシンプルです。それはエホバに祈ることです。会衆の一致と平和を維持することは神のご意志なので、その願いをエホバは聞き入れてくださるからです。
何であれわたしたちがそのご意志にしたがって求めることであれば、[神]は聞いてくださるということです。
(新世界訳聖書 ヨハネの第一の手紙5章11節)
エホバは求める人すべての祈りを聞いてくださる方です。だれかひとりを長い間ほうっておいたりはされません。しばらくの間、忍んでおられるとしても、必ず願いを聞きいれてくださるからです。
僕もそうですが、悩みや難しい状況を抱えているとき、消極的な気持ちを持ってしまって、仲間の兄弟姉妹に悪い感情を抱いてしまうときがあります。
そんなときはよくエホバに祈ります。
「どうか会衆の平和を回復させてください。僕はあなたと共に歩んでいきたいと思っています。僕はある兄弟を心の中で責めましたが、自分にも悪いところがあったのかもしれません。どうか知らないで犯してしまったお互いの罪をお許しください。」
僕は何度エホバに祈りをきいてもらったのでしょうか。感謝の気持ちでいっぱいです。しばらくの間忍ばれるとしても、ご意志にしたがって祈ったのであれば必ず聞いてくださるということを僕は確信しています。