降り注ぐ雨のように私たちの所に来てくださる
そして,わたしたちはエホバを知るであろう。知ろうとして追求するであろう。夜明けのように,その出て行かれることは堅く定められている。そして,降り注ぐ雨のようにわたしたちのところに来てくださる。地に染み込む春の雨のように」。
(新世界訳聖書 ホセア書6章3節)
聖書はたとえ話や比ゆで満ちている。それが聖書の面白いところでもある。イエスはたとえ話を用いて、群集にいつも語った。
たとえ話は、頭に情景が浮かぶから、イメージをつかみやすい。エホバがどのように僕たちを愛してくださるのかということを知ることはとても難しいことだと思う。それはエホバは目に見えないからだ。
でも目には見えないけれど、聖書を読めばエホバがどのように愛してくださるのをイメージで理解することができる。
ホセアの聖句では、エホバは雨のようにわたしたちのところに来てくださると書かれている。地面は乾燥してしまうと、植物が育たない。地面は雨によって水分を吸収しないと、食物を育てることができない。
乾燥した土地にとっては、雨というのは恵みだ。地にしみこんで、水分をふんだんに含んだ土壌は植物を育てる。人間が生きるための、食料にもなる。
雨をどんなに待ち望んだことでしょう。待ち望んだ雨がきて本当にうれしい。そんな風に感じたんじゃないかなぁ。
天を見上げればエホバがそこにいて、天の水門からエホバは豊かに聖霊をそそいでくださるんだ。呼び求める者の願いを聞いて、豊かな祝福を与えてくださる神エホバ。まるで乾いた土地を雨が潤すかのように、乾いた心を聖霊によって満たしてくださる。
本当にあなただけが、まことの神です。愛ある親切を惜しみなく与えてくださり、またこれからも与えてくださるからです。