天に神が、秘密を明らかにされる方がおられます

 バビロンの王ネブガドネザルは、自分が見た夢の解き明かしの賢人が国にいないのを知って怒りに燃えます。そして、賢人たちを殺そうとします。

 預言者ダニエルも王ネブガドネザルが任命したものたちに殺されようとしています。しかし、ダニエルは夢の解き明かしをできるということを王にしらせます。

 ダニエルは預言者でしたが、自分自身の力で夢の解き明かしができるということはいいませんでした。ダニエルは謙遜にこう答えます。

天に神が、秘密を明らかにされる方がおられます。
(新世界訳聖書 ダニエル2章26節)

 ダニエルは夢の意味を神が解き明かして、それを自分に伝えてくれたということで、神に感謝します。決して自分の力によるのではないということを知っていたからです。

 僕たちがここから学べることは預言の解き明かしは人間ではなく聖霊によるということです。神の霊に導かれなければ、解き明かしはできません。

 ですから、僕が大切だと思うのは、これからもずっとエホバの証人聖霊に導かれ続けてゆくということです。

 接木されたオリーブの枝を再び折り取ることが、エホバには可能だということを、僕たちは聖書から学んで知っているので、いつでも謙遜でいたいものです。

 自分の力に依り頼むいうのではなくて、いつでも聖霊に導かれ続けていきたいですね。祈りもとめれば、エホバは聖霊を与えてくださいます。

 そして、それは求め続ける人にいつでも与えられます。エホバ神は、僕たちが聖霊を求めているのに、蛇を与えたりは決してされないからです。

 傲慢になったりせず、いつでもイエスを通して、エホバを高めていきたいものですね。