彼らは耳を真理から背け作り話にそれて行くでしょう
聖書では注意する必要のあることとして作り話について取り上げられています。作り話というのは、聖書中で明確になっていないのに、それに肉付けをして、まるでそれが本当の話のように扱うことです。
彼らは耳を真理から背け,一方では作り話にそれて行くでしょう。
(新世界訳聖書 テモテへの第二の手紙 4章4節)
僕たちは聖書中から、恣意的な考えを追加して、追加する作り話に本当に注意しなければなりません。なぜならこのような作り話はサタンの罠となっていて、エホバへの崇拝を、別のものへと変容させてしまうからです。
特に預言の恣意的な解釈を行うことは、僕たちはぜひとも避けるようにしましょう。これは、例外なく、すべてのクリスチャンに求められていることです。
預言に含まれている意味を明らかにされるのは、僕たちの解釈ではなくて、エホバだからです。まるで自分が預言者のようになって、それを解釈するのではなくて、エホバが求めておられることは、エホバが明らかにするまで待つことです。
人間が預言を解釈して、推測が外れるのを何度も見ることは、エホバが望んでおられることではありません。エホバが求めておられるのは、エホバが明らかにするまで待つことです。エホバこそ秘密を明らかにされる方だからです。
終わりが臨むときに、その意味が明らかになるので、僕たちは、もう少しそれを待つことにしましょう。聖書の言葉自体を尊重するようにしましょう。
けれども預言の解釈というのは、いつの時代も人々の興味を惹くので、急いで解釈したいという誘惑にとらわれることがあるかもしれません。この誘惑は、クリスチャン会衆の内部からも起こりえます。
もし急いで解釈しようとする人がいれば、その作り話にのめり込んでしまうのではなくて、少し距離を置くのがいいと思います。聖書に明確に、作り話は真理からそれていく道、つまり背教の道だと教えているからです。
預言に肉付けして、作り話を考えることが、背教の道に至るということが、聖書に書かれているということを、理解しておくことは大切なことだと思います。
あなたは聖書とエホバに信頼をおきますか。それとも、作り話しによって聖書の真理からそれていきますか。