バアルに身をかがめなかった者7000人を残した

 聖書に出てくる預言者というのは、だいたい孤独なものです。特にイスラエル人の指導者に警告を行うために、エホバに使わされた預言者の場合は、孤独で過酷な人生を送った預言者が多いです。

 エリヤ、エリシャ、エレミヤ、エゼキエル、みんな孤独な感じですね。でも、神が共におられました。それで、彼らはみんな勇気を持って強くいることができました。

 聖書は面白いですね。イスラエルの指導者が背教に導かれていったときには、エホバは、ご自分の預言者を彼らの元に遣わします。そして、イスラエル全体が腐敗して、エホバの民として退けられたり、滅びされたりすることを防がれます。

 イエスは1世紀の時代には、パリサイ人たちを痛烈に批判しますが、それは神の預言者たちを殺害してきたからでした。当時のイスラエル人の指導者層の人たちは、神の預言者であったパブテスマを施す人ヨハネの首をはねて殺しました。

 それらの警告を無視して、最後にはイエスを殺害する結果に至りました。その結果彼らは退けられました。

 さて、エリヤの時代です。イスラエル国民は、アハブという王の支配のもとで背教に傾いていきました。自らの誇りのために真理からそれていったのです。妻のイゼベルは、エホバの預言者を絶ち滅ぼしました。自分にとって不都合だと思える預言者を殺害したのです。

 エリヤは自分ひとりしか残されていないと感じます。

わたしが、ただわたしだけが、エホバの預言者として残っています。
(新世界訳聖書 列王記第一18章22節)

 けれどもエホバは、エリヤを励まします。孤独を感じていたエリヤをこんな言葉で励まします。

ところで,わたしはイスラエルの中に七千人を残しておいた。すべてそのひざがバアルにかがまなかった者,皆その口がそれに口づけしなかった者である」。
(新世界訳聖書 列王記第一19章18節)

 実はエリヤひとりだと思っていたのですが、実はエホバはイスラエルの中にバアルに身をかがめなかった七千人を残しておいてくれたのです。これはとてもうれしい!

 僕たちも孤独を感じたり、困難を感じることがあると思う。でもひとりじゃないってことだね。エホバが残すと言っているんだもの。罪ではないことで、みんなから悪く言われたり、みんなから無視されたりすることがあるかもしれないけれど、きっとだいじょうぶ。君はひとりじゃない。