巡回監督が結婚を仲介するのはやめたほうがよいと思う

 巡回監督は、なぜか恋愛や結婚の仲介をすることがある。特に、開拓者や長老などに対しては、結婚が有利になるような取り計らいが行われることが多いと思える。

 聖書的な根拠はまったくないにもかかわらず、本人たちの認識においては、それほど悪くないことととして、行われているので、これはあんまりよくないと思う。

 エホバの証人の中には、残念ながら、結婚するには開拓者有利という価値観が存在していると思う。これは実際には、良くない価値観。エホバの崇拝とは何の関係もないし、聖書的にも何の根拠もない。

 結婚や恋愛というのは、本来は、開拓者とか長老とか、そのようなステータスに引っ付いてくるものじゃなくって、だれにでも開かれているものだ。霊的に円熟している人のためのものではなくって、誰にでも開かれているもの。

 でも結婚する前に、まずは奉仕の僕になるとか、そんなよくない風潮がある。長老になれば結婚に有利とか、そんな変な風潮がある。クリスチャン会衆における長老の役割が理解されているなら、ステータスとは結びつけちゃいけないはずなんだ。

 長老が結婚の相談を独占するようなことはしちゃいけないし、巡回監督もあんまり仲介するべきじゃないと思う。それは職権乱用だと思う。長老の役割じゃないしね。

 こっそり行われ続けているなら、僕はやめたほうがよいと思います。

 巡回監督や長老が認めた恋愛は良いもので、個人で決めた恋愛はよくないってそんなことになりかねないと思う。