伝えるということ
僕たちエホバの証人は、神の王国のよいたよりを「伝える」ということを日々行っている。この伝えるという方法はとてもよい方法だと思う。
人類というのは、これまで、政治的な解決を望んだり、それができなくなると、武力による闘争を解決策として選択してきた。人間どうしの経済制裁や破壊という形で、解決を図ろうとしてきた。
政治闘争というのは、クリーンなものではなくて、献金なんかの大きなお金が動く。大きなお金が動くところというのは、自分の全身を刺す可能性が大きい。僕たちエホバの証人は、政治勢力と手を結ばないし、近づいたりもしない。
また病院や学校などの運営など営利的な活動もしない。英会話学校なんかを作って、しらない間に勧誘するということもない。お葬式や結婚式なんかを作って、ビジネスと宗教を結び合わせたりもしない。ただ愚直に、一軒一軒家を訪問して、伝える。
本当の解決は神の王国しかないからね。命と希望を与えてくれるのは、これしかない。平和と公正を実現してくれるのは、神の王国しかないわけで。
伝えるということは僕はとても平和な方法だと思う。争うわけでもなく、裁くわけでもなく、武力に訴えるわけでもなく、全世界の人々に伝える。新しい時代の始まりを、ふれ告げるのはとてもうれしいことだ。
終わりは近づきつつあるので。できるだけ多くの人にお知らせしたいと思う。機会があれば、目ざとくあって、伝えたい。
お店を見つけて、おいしいケーキを食べたら、他の人においしかったよーって伝えたくなるよね。友達が「食べたよー」っていったら「おいしかったよねー」って共感したくなるでしょ。
僕にとって良いたよりを宣べ伝えるってそんな感じなんだ。みんなはどんな気持ちで奉仕しているのかな。希望で胸がいっぱいになっているかな。