統治体の兄弟は油注がれてはいません

 統治体自身は、自分たちのことを油注がれていると主張します。でも、僕はいいますけれども、統治体の兄弟は全員油注がれていません。

 どうして僕はそういうのでしょうか。それはエホバの証人の兄弟・姉妹のだれもが統治体の兄弟が油注がれているという証拠を知ってはいないからです。エホバの証人の兄弟・姉妹たちが、統治体の兄弟が油注がれていると信じる何の根拠もないからです。

 だから僕ははっきりといってしまいますが、統治体の兄弟は油注がれてはいません。

統治体の兄弟は油注がれてはいません

 僕は、エホバの証人の兄弟・姉妹のひとりひとりに質問したいと思います。統治体の兄弟が油注がれていると信じている根拠はなんですか。「すべてのことを確かめなさい」という聖書の言葉に基づいた信仰ですか。それとも「忠実で思慮深い奴隷」が行う「これは確かに真理である」という宣言からくる盲信ですか。確かな根拠に基づいていますか。

 よく黙想してみてください。そして何の根拠も見つからないのであれば僕と同じように「統治体の兄弟は油注がれてはいない」と言ってみてください。主張することはエホバの目から見て、よくないことだといってみてください。

 終わりの日に「わたしは油注がれた者」といって、惑わすものたちが現れるというのが、聖書の預言のひとつになっています。どうかマタイ25章4節を読んで、ひとりひとり黙想してみてください。イエスの言葉に信仰をおきますでしょうか。それとも別のものに信仰をおきますか。