「クリスチャンのための夫婦の学校」でウェイターとウェイトレスを募集している件について


 どうも最近「クリスチャンのための夫婦の学校」でウェイターとウェイトレスを募集しているということを知りました。僕は、このブログで、特権を持つ人たちと、食事を優遇することとの関係を書いてきましたが、この学校でもそれは、行われているようです。

 しかしわざわざ、無償でウェイターとウェイトレスを募集するなんて、ほとんど無駄なことだと思います。お昼の弁当なんて、自分で作るか、買うかしてもっていけばいいだけだからです。なんで人から世話を受けないといけないんでしょうか。

 統治体やものみの塔協会が、ねらっているのは返報性の原理です。返報性の原理とは、営業テクニックのひとつであって、無償で与えられたら、それにお返ししなければならないという気持ちが、どうしても働いてしまうというものです。

返報性の原理

 たとえ、それが無理やりのものであっても、自分が意図したものでなかったとしても、お返ししたいという気持ちが働きます。この返報性の原理という営業テクニックを、ものみの塔協会はたくみに利用しています。

 たとえば、開拓者学校で、お弁当が無償で会衆から配布されます。すると、開拓者には、お返ししなくてはいけないという気持ちが働きますね。そして、ものみの塔協会は、その心理を上手に利用して、宣教奉仕することが、お返しすることになると誘導します。

 この心理テクニックと誘導が、開拓者学校には、如実に現れていて、とても気持ち悪いものになっています。

 より多く特権を得た人には、もてなされる頻度を多くしたり質を良くするという差別的な優遇政策。会衆から無償で、食事やウェイターを提供させて、返報性の原理を利用して、「宣教奉仕でお返ししなくっちゃ」という気持ちへ誘導していること。ものみの塔協会が提供する学校を盲目的に賛美すること。

 こういうおかしなことがなされているということに、多くの兄弟・姉妹たちに気がついてほしいです。