苦しむ者から奪い取ったものがあなた方の家にある

 エホバは言われます。苦しむ者から奪いとり、わたしの民を打ち砕くとはどういうことなのかと。

苦しむ者から奪い取ったものがあなた方の家にある。あなた方がわたしの民を打ち砕き、苦しむ者たちの顔をすり砕くとは一体どういうことなのか」と、主権者なる主、万軍のエホバはお告げになる。
(イザヤ 3:14-15)

 ユダとエルサレムの王たち、また裁き人たち、年長者たちは、エホバに反逆し、民に対してさえ、略奪を行っていました。彼らは、エホバに仕えているといいはしますが、実際のところ、その心では、エホバを軽んじていました。

 苦しむ人たちから奪い取ったものは、彼らの家にありました。民は貧しくなっていましたが、彼らの家はさかえていました。彼らは、エホバの民を軽んじることによって、エホバご自身の名を汚していたのです。

 神の名によって自らの地位を語るものたちが、神の名を汚しています。神の言葉によって専制を行おうとするものたちが、神の名を汚しています。

 僕たちの主であるイエスは、分け合うことを教えたのではなかったでしょうか。富んでいる人が、富んでいない人に分け合うこと、そう教えたのではなかったでしょうか。

 富んでいる組織が、富んでいない人々から奪うのですか。数千億の資産を所有する組織が、数百万の資産しか持たない会衆から奪うのですか。

 いつまで、あなた方は、神の名に対する冒涜を続けるのでしょうか。いつまで腐った組織の存続を企てようとするのでしょうか。

 そろそろ潮時ですよ。会衆から奪ってまで、生き延びようとするのですか。