排斥に関するフィンランドでの報道について

 カレブさんのところで、排斥問題に関するフィンランドでの報道が書かれていました。これは、うれしいニュースなので、感じたことを書いてみます。

 フィンランドは他のヨーロッパ諸国と同じように信教の自由が尊重されている国です。信教の自由には独自の習慣に従うことやルールを設ける自由も含まれます。

 しかし、ヘンリクソン氏はそのような自由にも限界があるという見方を示しています。

 宗教の中で行われる独自の信条や習慣に対して政府が介入するのは慎重さが求められます。しかし記事によるとヘンリクソン大臣は「フィンランドの法に触れるような扱いを受けたと感じたら個々の人が警察に訴えを起こす」ことを躊躇しないようにと述べています。

 今回の法務大臣がこの問題を考慮するきっかけになったのはフィンランドのUUTという非政府組織(宗教による人権侵害の問題を扱っている)による働きかけがあったためです。

ニュース:フィンランドでの報道

信教の自由の影に隠れていじめを行う組織

 日本を含め先進国には、信教の自由を国家から否定されない自由があります。これは、よいことなのですが、実際に起こっている問題は、宗教団体の自由が特権として強く認められて、宗教団体に属するここの人々の信仰が、ひどく圧迫されているということです。

 ものみの塔協会の手法を見てもわかりますけれど、宗教団体は、信教の自由という特権の影に隠れて、大衆コントロールの手法を使って、人々を宗教団体に引き込み、閉鎖的な環境に囲い込みます。

 ものみの塔協会は、信教の自由の影に隠れて、排斥制度を使って、特定の人を忌避し、ハラスメント、人権侵害を行っています。

 これまでは、問題が騒がれてはいましたが、実際に何かのアクションが起こるということはありませんでした。

 今回はフィンランドの政府が、NGOからの勧告を受けて、宗教の中で犯罪やハラスメントにあたる行為が存在するのであれば、積極的に警察に届け出るようにと発表したようです。

 排斥は、過酷な仕打ちであり、自殺者も生み出している制度です。兄弟・姉妹の皆さん、みなさんは、排斥制度を通して、間接的に殺人に関与していると考えてもよいですよ。

 排斥制度に対する批判を会衆内で行うと、ものみの塔協会は、彼を背教者とみなして、排斥を行っています。

 村八分や忌避を行うことは、日本においてもハラスメントや人権侵害問題と考えられています。そのようなことを平気で行う宗教団体は、非常に危険な団体です。

芽がでてきた

 でもこれは突然起こったのではなくって、ハラスメントや人権侵害を辛抱強く訴え続けてきた、みんなの声が届いた結果だと思います。巨大な組織の個人への影響力や宗教特権について、考え直す機会にもなればと思います。

 何もしないでエホバを待ってもしょうがなくって、自分のできる範囲で種をまいて、芽がでてくるのを待つのがいいと思います。

 日本の人権侵害問題を考えているところや、裁判官の方にも、この報道をぜひ知ってもらいたいと思います。裁判官も人ですので、国際的な考え方というのを、非常に重視します。

 日本の場合は、自分たちで判断するというよりも、裁判官は、国際情勢についても考慮することが多いと思いますので、こういう報道を知ってもらえば、実際に、排斥による人権侵害裁判が起こったときに、有利な判決をもらえる可能性が高くなります。

 これは、横暴を続けているものみの塔協会に対して抑止力にもなりますし、排斥制度の見直しを行わなければ、ものみの塔協会の存続が危ういですから、見直す可能性も高いでしょう。

 排斥制度さえなくなれば、自由な意見が会衆の中に広まりますから、協会の専制は終わりを告げます。そこまで、いきたいものですね。