排斥が自殺をもたらしたときに、あなたは責任をとれるか

 排斥の最悪の結末は、精神的ショックによる自殺です。排斥制度は、人の評判を地に落とし、仲良かった仲間から完全に無視をされるという制裁です。このような制裁によって、もし排斥された人が、自殺してしまった場合、あなたは、責任をとれますか。

 もし排斥制度に賛成するなら、自殺が起こった場合に、あなたは、最終的には自分で責任を取ることになります。よってたかって、エホバの証人全員で、弱い一人の兄弟・姉妹に制裁を与え、その結果、その人が命を落としたのであれば、その結果として、あなたは、命を失うことになります。

 それは、楽園には入れないということです。命を失わせるような行為に加担しておいて、自分だけが救われようというのは、虫が良すぎます。それで、排斥制度に賛成し続けるのであれば、楽園に入れなくっても、後悔しないことです。

 終わりのときに、エホバが、あなたになんというか想像してみてください。「どうしてあなたは、弱い人たちを憐れまなかったのか。どうして罪を許さなかったのか」そんな声が聞こえてきませんか。

 エホバが返報する方だということを知らないのですか。

あなた方の神はまさに復しゅうをもって,神は実に返報をもって来られる。
(イザヤ 35:4)

 間接的に命を失わせる可能性のあることに加担しておいて、自分だけが救われようというのですか。

 「しかし、自分にはどうすることもできない。仲間はずれにされるのは、とても怖い」そういう気持ちも理解できます。だから、積極的に何かをする必要はないですが、ぜひ、ものみの塔協会に協力することをやめてください。

 排斥制度がなくなるまで、ものみの塔協会への寄付をやめることです。何らかの特権を得ないことです。お金があるから、特権をつくって、長老を使って、排斥者に厳しい処罰を行えます。必要なことはできるだけ多くの兄弟・姉妹が協力しないことで、ものみの塔協会にノーということです。

 終わりのときに、神のみ前に清い気持ちで立てるようにしましょうね。