貧困に陥らないためにある程度の貯金をしよう

 貧困について、僕は、いろいろと考えることがある。過去には、社会や科学技術が発達して、生産性があがれば、貧困はなくなり、働く人も少なくてよくなるなんて、夢想されていた時代もあった。

 しかし、現実は、ぜんぜん違った。人権の質が、過去よりもあがっているというのは、半分本当で半分うそだと思う。部分的には、上昇した、けれども、部分的には後退した。

 医療は発達した、けれども、一方では原子爆弾によって、人を殺める兵器の威力は上がった。地雷によって、身体の一部損傷という苦痛もました。

 インターネットによって、少数の企業化は、効率よくお金を世界中から集めることができるようになった。しかし、食料、医療、安全などの生産物は、公平には分配されない。

 地球資源のおいしい部分には、いつでもそれを狙う人が集って、占拠したり独占しようとしたりする。いつの時代も、僕たちは、おこぼれにしかあずかれていないということだ。

 宣伝やうわさをそのまま信じると僕たちは、すぐに貧困に転落してしまう。投資、保険、パチンコ、賭博、住宅ローン、ソーシャルゲーム、嗜好品、健康グッズ、宗教の寄付。

 宣伝やうわさを信じて、お金を少しづつ使ってしまうから、気づかないうちにお金がなくなって、貯蓄できなくなっている。少しづつだから、その額が大きくなっていることになかなか気がつくことができません。

 貯金ができないまま、不況がおとづれて、仕事を失うと、そのまま貧困に転落する。自立ができず、貧困のまま、よいように、利用されてしまうことになる。

 貧困は心も体もぼろぼろにしてしまう。ものみの塔協会も、世の支配者の一部分で、兄弟・姉妹に、貯蓄は悪と教えてきた。そして、自分たちのほうは、しこたま、貯蓄してきた。

 その貯蓄によって、特権を生み出し、さらに、金銭を集める。信者を貧困ぎりぎりにしておいて、自分たちの好きなように利用する。

 寄付を受け取ったことに表面的には感謝はするが、心が伴っていないので、不要な人物と見ると、虫けらのように切り捨ててくる。

 僕は、兄弟・姉妹には、ある程度の貯金をすることを、お勧めしています。自立するためには、ある程度の貯金は必須だと思います。ちなみに僕は、800万円くらい貯金しています。がんばろー。