天に昇って聖人となったガイ・H・ピアース | jw.orgの記事を検討する

 jw.orgの利用規約がでかでかと表示されるようになりましたけれど、みっともないのでやめたほうがいいと思います。転載と引用という言葉は、法律的に意味のある用語ですけれど、掲載という言葉を使って、意味をあいまいにして、抑圧しようとしている意図が見えます。

 引用については、法律的に認められた権利であり、いかなる利用規約もそれを制限することはできません。知っておきましょう。

 統治体の成員ガイ・H・ピアースが2014年3月18日火曜日に亡くなりました。お悔やみもうしあげます(他の兄弟・姉妹と同じ意味で)。

 しかし、この記事はいただけません。批評します。

「道を……知って」いた人

 ここで限りない統治体への賛美が述べられています。「彼はすばらしかった。すばらしい歩みをした。神の道を知っていた。」。そういう内容の記事です。

兄弟の温かなほほえみやユーモアのセンスは,さまざまな背景や文化の人々を引きつけました。しかし,とりわけ魅力的だったのは,その愛,謙遜さ,義の律法と原則に対する敬意,エホバへの全き信仰です。兄弟は,太陽が昇らないことはあってもエホバの約束が果たされずに終わることはない,という確信を抱いていました。そして,その真理を世界中の人々に伝えたいと願っていました。

 ものみの塔協会の指針は「上位の特権者については限りなく賛美する、末端の信者は指導すべきものとして抑圧する」というものです。実際は、聖書はまったく関係がなく、この原理ですべて動いていると見てよいです。

 そして、天に昇ってキリストの兄弟として復活して、その希望がかなったと書かれています。

キリストの復活した兄弟たちの一人になるという希望が実現したのです。

 「人は、塵から生まれたので、塵に返る、人は死んだら存在がなくなる」と教えている人たちは、天に昇っていきます。霊魂となり聖人として天から見守っているのでしょうか。

 異教の教えを否定しなさいと教えている人たちが、異教の教えを愛しているのはこっけいです。

 最近の研究用ものみの塔は、組織崇拝、ベテル崇拝、統治体崇拝、反抗したら避けなさいといった記事ばかりになってきました。うまくオブラートで包んでいた頭のよい兄弟・姉妹もベテルを去ってしまったのでしょうか。本音がありありと見える状態になってきていますね。