内部で分裂した王国は立ち行かない

 サンディエゴの裁判で、統治体ゲリト・レッシュは、自分はものみの塔協会の運営にかかわっていないということを、公に宣言しました。

 一方、エホバの証人は、統治体がたくさんのことをものみの塔協会を通して行っていると信じてきましたし、巡回監督、また長老たちは、ことあるごとに、統治体に注目させてきました。

 たとえば、大会のときに「大会を用意してくださった統治体に感謝しましょう」という具合にです。大会の奉仕の集まりのときにも「忠実で思慮深い奴隷に感謝しましょう」といっています。また、集会の祈りの中でもいっています。

 しかし、当の統治体は、大会運営も含めて、ものみの塔協会の運営にかかわっていないと公に宣言しました。

 統治体は、いうでしょう。そういう風に思い込んでいたのは、あなた方の早とちりだと。

 ものみの塔に書いてあるといっても、ものみの塔紙については、統治体は知らないというでしょう。ものみの塔協会が勝手に書いただけ。そして、エホバの証人は、それを信じただけ。

 さて、長老と巡回監督は、「忠実で思慮深い奴隷を名のる統治体」と「ものみの塔協会」のどちらを選ぶのでしょうか。

 もし「統治体」を選ぶというのであれば、ものみの塔協会日本支部からの指示は、守ってはいけないことになります。だって、統治体は、ものみの塔協会を監督していないのですから、忠実で思慮深い奴隷が承認していない宗教団体の指示なんて聞くことができません。

 ものみの塔協会が発行しているものみの塔紙は、偽りの宗教文書です。だって、忠実で思慮深い奴隷が監督していないんですもの。

 もし「ものみの塔協会」を選ぶというのであれば、忠実で思慮深い奴隷統治体の言葉を信頼していないことになります。だって統治体自身が、ものみの塔協会の運営にかかわっていないといっているのですから。

 今回の裁判で、統治体は、自分たちの首に縄を絞めたのです。エホバの証人の皆さん、長老、巡回監督、みなさんは、統治体を選びますか、それとも、ものみの塔協会を選びますか。

 けれども、内部で分裂している王国は、立ち行かないのです。

[イエス]は彼らにこう言われた。「内部で分裂している王国はすべて荒廃に帰し,また内部で分裂している都市や家はすべて立ち行かないでしょう。同じように,サタンがサタンを追い出すなら,[サタン]は内部で分裂していることになります。そうしたら,彼の王国はどのようにして立ち行くでしょうか。
(マタイ 12:25-26)