奉仕の僕の感情を想像して書いてみる

 僕の、エホバの証人生活で出会った、奉仕の僕の兄弟をモデルにして、どんなことを考えているのかを書いてみようと思います。日ごろは、姉妹たちには、話さない内容です。

 奉仕の僕は、長老には意見ができません。長老からは、結構な無理難題がなされることがありますが、それをそのまま行います。そのようにすることが、長老への早道だということを、奉仕の僕は知っているからです。

 奉仕の僕たちは、奉仕の僕同士で、いろいろな情報を共有しています。どこのだれだれが、奉仕の僕の特権を剥奪されただとか、どこのだれだれが、長老に任命されたですとか、MTS卒のだれだれは、どうだこうだとか、そういう情報共有がされています。

 奉仕の僕が、だれかの特権がどのようにして剥奪されたかという情報をたくさんもっています。姉妹とたくさん話をしたですとか、排斥者とかかわったですとか、欝になったですとか、地方へ行って、長老にひどい目にあわされたですとか、そういう情報を共有しています。

 姉妹たちの目に触れることはありませんが、奉仕の僕同士で、たくさんの噂話があります。姉妹たちの前では見せないことを、たくさん話しています。

 組織に対しての批判的なことは、決して口にできません。組織や長老に対して、ほんとうにたくさんの不満があります。でもそれを口に出してしまうと、ばれて、奉仕の僕の特権を剥奪されてしまうかもしれません。

 それで、会衆にいる特権のない兄弟の見方になることができません。いつでも、中立をよそおうようにして、できるだけかかわらないようにしています。長老から注意をされたら、それに従うようにしています。自分も長老になりたいからです。

 今まで我慢してきたことが、不注意で台無しになったら最悪です。長老や姉妹の前では、良い人のように振舞っていればいい。愚痴は、奉仕の僕どうしの間でいいあって、会衆では、良い顔をしていればよい。それが結局一番楽だし。

 聖書に感動している人の感情はよくわからない。とりあえず、ものみの塔に書いてある質問にうまく答えられるようにしておけば十分だ。なんだかんだいっても、集会と、奉仕と、予習と、注解と、割り当てをこなしていればいいしね。

 ここまできっちゃたんだし、それ以外の行き方はないしね。でも、40歳も50歳もいって、奉仕の僕のままだったらどうしよう。結構、かっこ悪いな。速く長老になりたい。40も50もいって、奉仕の僕だったらかっこ悪いじゃん。

 でも、40や50歳で、奉仕の僕の兄弟には、そんなことは絶対いわないけどね。すばらしいですね兄弟っていっておけばいいし。

 必要の多いところに出かけていって奉仕をすれば、どうやら長老になりやすいんだって。この会衆も、居心地がよいともいえないし、外にでれば、特権にあずかりやすくもなるから、必要の多いところにいこうかな。

 熱血な兄弟が、奉仕の僕を目指しているけれど、あれは、なれないよねぇ。一番大事なのは、協会の理解にそって、聖書を解釈することなのに、それができてないもの。それができないと、奉仕の僕にも長老にもないれないよなぁ。

 最近なんか、姉妹から、組織に対する疑問とか、不満とか聞くようになったけど、俺自身は、絶対に口をすべらせないようにしようっと。変なことをいって、長老や巡回の耳にはいったらやばいし。

 やっべー、LINEに、排斥者とか、会衆で、霊的に活発でないといわれている人が残っている。ブロックしとこ。

 なんか幸福の科学の人みたいになっっちゃた。