マラキ書
預言者マラキによる書物。預言書のひとつ。
主題
マラキ書の主題。
レビ人が神の食卓を軽んじていることについて
神の祭司であるレビ人は、神を愛しているとは言いますが、その行動において、神を愛してはいませんでした。
神の食卓は軽んじられ、病気の動物が神の食卓に捧げられていました。
神は、その備えものを喜びとはしないといいます。律法により、定められていたことは、動物や植物の初物を神に捧げることだったのです。
レビ人は、神殿での仕事を怠っていました。
神に仕えることは無駄である
レビ人は、神の食卓を軽んじるだけではなく、神に仕えることが無駄であるといいます。
僭越な者たち、悪を行う者たちは、築き上げられています。彼らは、神の目から逃げおおせているではないか。
かつてレビ人の口には、真実の律法があった
神は、かつてレビ人の口には、真実の律法があった、平和と廉直さがあった。祭司の唇は、知識を保つためのものであるといいます。
若いときの妻を大切にしなさい。彼女に対して、不実に振舞わないように。わたしは、離婚を憎んでいるといいます。
神の家に食料があるようにするならば祝福を与える
エホバは、倉に十分の一を携えいれて、神の家に食料があるようにしなさいといいます。そうして、何の不足もないままに、神から祝福が注ぎ出されるのを見なさいといいます。
一方、むさぼりくっているものに対しては、叱責するといいます。悪を行うものたちは、切り株のようになるといいます。悪人は、あなたがたの足元で、粉のようになるといいます。炉のように燃える日がくるといいます。