提案:Apple社のipadを自分の家だけで私的に利用しませんか。集会と宣教に持っていくのはやめませんか。

 僕は個人的にApple社になんのうらみもありません。昔からのAppleのファンの方を否定する気もぜんぜんありません。僕は、エホバの証人の個人研究ノートの中で、Apple社とものみの塔協会のつながりについて、何回か書いてきました。そして、いくつかのことを指摘しました。

 すこしまとめてみます。

まず最初に

 まず最初にですが、電子機器に対してあれほど警告してきたものみの塔協会が、突然そのことをまったくいわなくなりました。巡回監督・長老たちもipadを持つようになり、こぞってipadを勧めます。これは、僕が2〜3年の間に実際に見たことです。そして、公開講演などで、演題で、ipadを持つことを、ものみの塔協会は容認し、そのことを、会衆で発表しました。

 ipadブームは、会衆中に広がっていきます。今では、大会に参加すると5〜7割ものエホバの証人が、ipadipad miniを持っている、異常な光景になっています。

 電子機器に関する警告をものみの塔から掲載します。これが、長年の間の方針であり、集会にスマートフォンを持っていただけで、白い目で見られていた光景が、一瞬にして、変化したのです。

忠実で思慮深い奴隷級は長年にわたり,見るものや聞くもの,つまり心や思いを向けるものに注意するよう促してきました。お金や物を追い求めることの危険についても警告してきました。きらびやかで目を奪うエンターテインメントや,次々に発売される電子機器によって,横道にそらされてしまう危険があります。もし,こうした助言は厳しすぎるとか,他の人には当てはまるが自分は大丈夫だ,などと感じるとしたら,大きな間違いです。サタンの世が提供するものは巧妙で,気づかないうちに絡みつきます。不注意や自信過剰,気が散っていたことが原因で倒れた人もいます。そうしたことのために命という賞を獲得できなくなる場合があるのです。
(ものみの塔2011年 9月15日号 22-23ページ)

 ものみの塔誌の中にも、Apple社の製品、ipadimacなどが、登場するようになります。JWブロードキャスティングにおいても、年配の長年使え続けてきた姉妹が、ipadという製品名を口にしています。

 何があったのでしょうか。考えられることは、ひとつしかありません。ものみの塔協会は、Apple社と利害関係を結んだということです。Apple製品が露骨に登場するのが、たまたまではないでしょう。そこには、Apple製品をサブリミナル的に広告するというという明確な意図があります。

 エホバの証人ipadを使用してもいいんだという免罪腑の感情を誘うことによって、Apple社の製品を、エホバの証人に購入させようという意図があるのです。そのことを、ものみの塔協会は、いいませんけれど、利害関係がなければ、このようなことが行われることもないのです。

 つまり、ものみの塔協会は、Apple社から、資金援助あるいは技術援助を受けるのと引き換えに、Apple社の商品をものみの塔誌、JWブロードキャスティングで広告しているということです。ステマですよ。

積みあがる推定証拠

 2015年8月、統治体であるジェフリージャクソンは、オーストラリアにおける児童性的虐待に関して、王立委員会から尋問を受けることになる。

 このとき、なんとジェフリージャクソンは、100万円以上もする最高級Appleウォッチを腕について、尋問に登場してきたのである。簡素な生活を信者に徹底的に勧めてきた、宗教組織のトップが、腕に、Apple社のAppleウォッチをつけて登場。

 ここでも考えられることはただひとつ。それは、ものみの塔協会と、Apple社に、強い利害関係があるということだ。

 どうして、今回、Apple社の製品を指摘に使おうといったのかといえば、Apple社の製品をエホバの証人が購入すれば、それが、ものみの塔協会の財源になってしまうからだ。

さらに、ものみの塔協会は、Apple社の株主でもあった

 さらに、わかったことは、ものみの塔協会は、投資信託を行っていますが、これらの株の構成要素として、ポルノ映像の提供会社、軍需産業の会社などが、含まれているということです。

 彼らが、資産運用を公開しないのは、エホバの証人にとって後ろめたい資産運用方法が、数多く含まれているからです。

 また、ITテクノロジー企業も含まれており、その中には、Apple社の株式も含まれています。もちろん割合としては少ないですけれども。

そこで提案です

 Apple社のファンの方も、Apple社のファンでない方も、ipadを自分の家だけで私的に利用しませんか。集会と宣教に持っていくのはやめませんか。

 Appleのファンの方は、プライベートでは使うが、集会と宣教には、持って行かないというスタンスをとっていただければと思います。

 集会は、今までどおり雑誌と聖書を持っていく。年鑑などがない場合は、べつにわざわざ印刷して持っていく必要もない。聴いていればよい。もし雑誌の印刷が止まれば、聖書だけを持っていく。

 ものみの塔協会は「○○しない」ということに対して、それを罪に定めることはできません。また、聖書だけを持っていくことで、仲間を見分けることもできます。組織べったりなのか、静かに抵抗しているのか。

 そもそも端末代金や通信費を自分で負担する必要もない。クリスチャンの集会にタブレットなどいらない。完全Web化というものみの塔協会のコスト削減政策には協力しないほうがよい。