ものみの塔協会の広告手法、組織運営の研究その2
ものみの塔協会が、利用している実証されている広告手法をここであげる。なぜ協会が800万人も人を集めることができたのかといえば、ものみの塔協会は、古典的で効果のある広告手法、組織経営を、あらゆる点で使っているからだ。ここで、箇条書きにしておきます。
- 人と接触するために訪問すること
- 体験談を語らせること、体験談を聞かせること
- 同じことを繰り返すこと
- 特権を準備すること
- 特権によって順位を作ること
- 罰則を準備すること
- ゆるやかな罰則から厳しい罰則までそろえること
- 規則に逆らった人間を徹底的に排除すること
- 実演や学校によって、活動に参加させること
- 集会に出席させること
- 特権を持った人がインタビューすること
- 宣教用のガイドブックを作成すること
- 宣教活動に参加させること
- 責任を意識させること
- 自分の属する組織を肯定させること
- 役職を作ること
- 大規模な大会を準備すること
- 研究生に、全員が笑顔で接すること
- 無料で雑誌を配布すること、その数は、数千万部
- 無料で書籍を配布すること
- 無料で聖書を配布すること
- 無料で、聖書研究を行うこと
- 本当の仲間が得られますと言うこと
- 学校を作ったこと、特権の段階に応じて種々の学校がある
- 自前の印刷工場を持ったこと
- 自前で、建物を建築できること。王国会館だけでなく、大会ホールも
- 自前で、農場を持ったこと
- 王国会館の金融ローンの仕組みを作ったこと
- 世界中で会衆を作って、参加してもらいやすくしたこと
- 宣教者を派遣して、組織的なやり方を徹底したこと
- 宣教者を育成するための学校を作ったこと
- 「最高の」「独自の」「どこにもない」「わたしたちだけが」「特別な」という言葉を連呼すること
- 巡回監督によって徹底的に会衆を管理すること、特に寄付金の管理
- 服装について徹底的に教育すること
- 清潔さについて徹底的に教育すること
- 何があっても従い続けるファンを多く持っていること
- 外部との関係を切り離して組織に依存させること
僕は、一流企業としてのものみの塔協会は評価する。これらすべてを、実践できるのは、一流企業の条件だ。800万人の人を集めたというのは本当にすごいこと。数千億円の資産を集めたということは、本当にすごいこと。これが、企業であれば、大成功。日経新聞は、超一流の企業として、その業績を褒め称えるでしょう。
けれども、キリスト者としてのものみの塔協会は、失格というほかない。基盤の部分が、ぶっ壊れているのである。だから、ものみの塔協会について、真実が明らかになれば、いくら広告手法、組織運営が優れているとしっても、土台の部分が、もろいので、足元から崩れ落ちるだろう。
ダニエルの像が、いくら足から上は、きらびやかだといっても、その足が、もろく、そこが急所になって全体が崩れ落ちるのによくにている。協会には、宗教コンサルタントがついているのでしょう。一流企業が導入する企業の仕組みを埋め込み、徹底的に実行させた。けれども、土台がないので、それらは、もろく崩れ落ちる。永続する家とはならない。
岩塊の上に家を建てましょう
キリストの教えはこうです。
「それゆえ,わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな,思慮深い人に例えられるでしょう。それは岩塊の上に家を建てた人です。そして,雨がどしゃぶりに降って洪水が来,風が吹いて打ちつけても,その家は崩れ落ちませんでした。岩塊の上に土台が据えられていたからです。そしてまた,わたしのこれらのことばを聞いてもそれを行なわない者はみな,愚かな人に例えられるでしょう。それは砂の上に家を建てた人です。そして,雨がどしゃぶりに降って洪水が来,風が吹いて打ち当たると,その家は崩れ落ち,その崩壊はひどいものでした」。
(マタイ 7:24-27)