人はパンと神の言葉によって生きる

 イエス・キリストの有名な言葉に「人はパンだけで生きるのではない」という言葉があります。

 イエスはパンという言葉を使われましたが、意味としては人は「食料」だけで生きるのではないということを言いたかったのでしょう。

 人の命を支えているもののひとつは食べ物です。楽園で永遠の命を楽しむはずだったアダムとエバも生きていくための食料をエホバ神から与えられました。楽園には豊富な木の実がたくさんなっていたのです。

 けれども人は食べ物だけで生きることができるでしょうか。そうではなく、生きるには神の言葉も必要だということをイエスは教えました。

 『人は、パンだけによらず、エホバの口から出るすべてのことばによって生きなければならない』と書いてあります。
(新世界訳聖書 マタイによる書4章4節)

 僕たちは最初のうちは聖書を単なる読み物として見ると思います。たくさんある書物の中の一冊で、ひとつの物語が書かれた書物というふうに考えます。

 でも聖書を学んでいくと知ることができることは、聖書というのは、神が人に与えてくださった、永遠の命のための神の言葉であるということです。

 イエスも「神の言葉」と呼ばれることがありますが、イエスは贖いを備えることによって、命を支える霊となられました。永遠の命を得るためにはエホバとイエスに信仰を働かせることが必要です。

 生きるために食料がもちろん必要ですが、それに加えて「神の言葉」が必要です。アダムは神の言葉を信じなかったために、命を失うことになりました。

 でも僕たちは、イエスの贖いの犠牲によって、神の言葉を信じることで永遠の命を得る機会を持つことができています。エホバとイエスに感謝感謝です。

 聖書を読むことは最初は難しく感じるかもしれません。でも僕たちは毎日おいしいご飯を食べて生活しています。おいしいものを食べると幸福な気持ちになります。

 それで、聖書を読むときも、おいしいものを食べるときのように読めればよいかなぁと思います。ご飯も命を支えますが、聖書は永遠の命を支える食料です。少しづつかんで味わえばとてもよい味がすると思います。