キリスト教に興味があってインターネットで調べている方へ 第3回 神は主権者

 聖書は神について書かれた書物ですが、神がどのようなことを愛され、神がどのようなことを憎まれるかということが、たくさん書かれています。

 神は正直で、真実な方です。嘘をつくことはできませんし、偽りをいうこともできません。神は廉直で、義を愛される方です。

 それで、悪いことを良いといったり、良いことを悪いといったりするということができません。人間のように悪いことを良いこととみなしたり、悪いことを良いこととみなすことは決してありません。

 神の心は、人間の歴史を通して、ひとつも変わっておられません。神が愛され、神が憎まれることははっきりとしています。人間の社会はいつでも、利便性や権力などによって、善悪の基準が変わっていきます。

 ある時代では絶対にやってはいけないことが、ある時代ではやってもよいことに転換するということは珍しくありません。ある文化では人を殺すことが許容されているところもあります。また戦時中であれば、人が人を殺すことは正当化されます。

 聖書では正しいことをする人は命を受け、悪いことをする人は死に至るということが、聖書のどこを読んでも明確になっています。人の世の中では、正しい人も悪い人もみな死んでいきます。

 けれども、聖書に書かれていることはそれとは違います。最終的には、義者は永遠の命を受け、悪を行い続けるものは滅びます。

 正しいことを行う人は神から愛され、悪いことを行う人は神から憎まれます。そして、正しいことを行えば必ず神はあなたを愛してくださり、悪いことを行えば必ず神から憎まれます。

 神は忠節な方なので、善に対して悪を返すということは決してありません。善に対しては善を、悪に対しては悪を返す方です。なので、安心して神に仕えることができます。

 ぜひ主権者であるエホバ神について、知っていただけたらと思います。そう、神の名前はエホバといいます。この方が、天と地を作られた方、善と悪を定める方です。神のご意志はすべての人が悔い改めて、救いに至ることです。

 神がしばらくの間待たれている間に、聖書を学んでみませんか。

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