キリスト教
さて「パンとぶどう酒」という主題で書いてきましたが、今回で最後です。僕の思いは、記念式をいっそう興味深く、楽しんでいただけたらと思います。いろんな意味で楽しみたいですね。 今年はだれがパンを食べて、ぶどう酒を飲むのかななんて考えるとわくわく…
さて記念式ではだれがパンを食べ、ブドウ酒を飲むことになっているのでしょうか。それは自分が、新しい契約の当事者だと認識している人です。 パンを食べ、ブドウ酒を飲むのは新しい契約の当事者 イエスを仲介者として、イエスの弟子たちとエホバ神は、永遠…
パンとブドウ酒のお話しももう少しでおしまいです。パンとブドウ酒の起源について書いた後、イエスが弟子たちと共にした最後の食事の場面を概観してきました。最後は、現在の記念式のお話です。 イエス・キリストの死の記念式とは何をするためのものなんでし…
食事を賛美を歌って終えた後、イエスは弟子たちと共にオリーブ山にいかれました。そして、その後オリーブ山の近くにあるであろうゲッセマネというところにいきます。 このゲッセマネという場所で、裏切ったユダ・イスカリオテにイエスは見つかります。祭司長…
イエスは食事の中で、12人のうちの一人が裏切ることや、弟子のみんながつまづいてしまうこと、ペテロがイエスを否認することなどを、過ぎ越しの食事の席で話します。これは後に、実際にそのことが起こったときに、イエスが神の子であることを信じるためでも…
さてここから過ぎ越しの食事が始まります。イエスと弟子たちは食事を食べています。イエスは食事の最中に、自分でパンを取って、祝とうをのべて、パンを裂いて、弟子たちに与えこういいます。 「取って,食べなさい。これはわたしの体を表わしています」。 (…
過ぎ越しの祭りの前の晩の食事のときに、イエスは弟子たちの足を洗います。福音書には、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4人が書いていますが、これはヨハネによる書に記された記述です。 晩さん[の席]から立ち,自分の外衣をわきに置かれた。そして,ふき布…
レオナルド・ダヴィンチ作の絵画に最後の晩餐というものがあります。これはとても有名な絵で、世界的にも有名ですし、ダヴィンチの作としても有名ですね。 弟子たちが食卓に座ってイエスを囲んでいる絵ですね。1世紀当時は寝椅子に寝転がって食事をとってい…
さてここまでパンとブドウ酒の起源や意味について説明してきました。さてここで、一度まとめておきましょう。 無酵母パンというのは罪のないイエスの体を表しています。反対に僕たちは罪を持っています。イエスには罪がなかった。僕たちには罪がある。罪のな…
皆さん過ぎ越しの祭りって知っていますか。イエス・キリストの死の記念式の起源ともいえるお祭りですね。 過ぎ越しについては、前回お話ししましたが、戸柱に血を塗っておいた家の初子については、エホバは殺さずに、その場所を過ぎ越されたのでした。 過ぎ…
なぜイエスの血を取り入れると、死を免れるのかということを説明しますと前回は書きました。それは、イスラエル人をエジプトから脱出させたエホバの方法について調べてみるとその意味がはっきりとします。 話しはモーセが生きていた時代のエジプト。そこでは…
無酵母パンについて書いてきましたが、今回はぶどう酒です。ぶどう酒というのはワインですね。記念式で「ぶどう酒」を飲むことの意義はなんでしょうか。 無酵母パンの祭りと違ってぶどう酒の祭りというのは古代イスラエルにはありませんでした。ぶどう酒を理…
パンを食べるというのは、実はイエスが突然自分で決めたことではありません。イスラエル人は、毎年過ぎ越しの祭りを行っていて、これは無酵母パンの祭りとも呼ばれます。 記念式はイエスは定められたという風に僕たちは学ぶので、ちょっと聞くだけだとイエス…
エホバの証人は年に一回キリストの死を思い起こすために「キリストの死の記念式」を行います。1年でもっともたくさんの人が集まるイベントでもあります。 記念式は、キリストの贖いの犠牲を思い起こすという意味があります。イエスの死を忘れないように、イ…
さていったんこのシリーズは今日で終わりにしたいと思います。もし聖書を学んでおられるなら、僕はぜひエホバとの関係を大切にしてほしいと思っています。 もし聖書を勉強して、エホバの証人の集会に参加して、バプテスマを受けようと思っているとしたら、僕…
祈るときにエホバに直接祈っていますか。それとも、イエスを通して、エホバに祈りを捧げていますか。 ただ、「イエスを通して」という言葉を、祈りの最後に加えているだけですか。それとも、み子イエスが、エホバと共に働いているということを、意識していま…
聖書では祈りをする時間などは特には定められていません。たとえば、朝の何時に何回お祈りするというような、定型の祈りは聖書では求められていません。 また、祈るときのポーズについても、聖書では何も書かれていません。手を組んで、目をつぶって下を向く…
悪魔サタンの手口はいつも巧妙です。それとは、知らずに入り込んできて、エホバとの関係を破壊します。エホバとのよい関係を破壊してしまいます。 そうして、僕たちは巧妙なサタンの手口を知っているのですから、僕たちはどうか眠りに陥らないようにしましょ…
さて、こう祈りなさいと教えたイエスの祈りの内容のよっつめは「わたしたちのためのパンをお与えください。」というものです。 そうです、イエスは、自分たちのためにエホバにパンを求めても良いということを、言っています。つまり、物質的な必要を、エホバ…
祈りの内容の3つ目は、「罪の許しを祈り求める」ことだ。僕たちはいつも失敗する。うまくいくようにと願っているのに、それでもいつも失敗しちゃう。 自分に罪がないといったり、自分に罪がないように振舞ったりするなら、僕たちはエホバに罪を犯すことにな…
祈りっていうのはとても大切。とても大切。神に近づくために必要でもあるし、エホバご自身が神に求めてほしいと思っておられるからです。 イエスが教えた祈りの二つ目の内容は「神の王国が来ますように、あなたのご意志が地上においてもなされますように」と…
聖書を勉強していると祈りが大切なことだということがわかってくる。でも、実際にどんなことを祈ればよいんだろうかと考えると思います。いったい、祈りってどんなことを祈ればよいのだろう。 日本人の感覚だと最初に思い浮かべるのは、「神頼み」だと思うん…
僕は一生懸命に神はいるよーと説明しますけれど、本当に神っているのかなぁと感じる方も多いと思うんです。もしいたとして、自分にとってどんな意味があるんだろうか、そんな風に考える人もいるかもしれません。 エホバ神は、祈りを聞かれる方です。求める人…
神の王国の希望、これぞ聖書のメインテーマかも。あるいは、イエスが宣教で伝えたことの中心的な内容といえるかな。 神の王国の反対語は、もちろん人間の王国です。まぁ、王が支配する国に限らず、人が統治する国のことを指しています。王政であっても、共産…
パラダイスというのは、楽園のことです。最初の人間アダムとエバは、罪を犯したために、楽園を追放されてしまいました。また罪のために地は汚れてしまいましたし、地球は本来の状態を保っていません。 聖書には、楽園の回復の記述が預言書の中でたびたび取り…
さて今日お話するのは「復活」という希望です。皆さんも復活という言葉を聞いたことがあると思います。その意味は、死んだ人が生き返るという意味です。聖書には、実際に死んだ人が生き返った記録が載せられています。 「そんな馬鹿な、死んだ人がよみがえる…
僕たちは、日々家から家を訪れて、伝道活動をしています。それで、よく家の人に、聖書に書かれた希望をお伝えしたいということがあります。 でも、大抵断られてしまうというのが現状です。でも、勧誘されるかもしれないからといった消極的な理由で、断ってし…
神が憎むものにはどのようなものあるでしょうか。それは盗みと殺人です。人の物を盗むことは悪いことです。人を殺すことは悪いことです。 それは当たり前のことなんじゃないのと思う方もいるかもしれませんし、それは状況によるのではないかという方もいるか…
神が憎まれるものには、偶像礼拝があります。神の側の言い分としては、神ではないものを、神のようにして拝んでいるからです。 エホバ神は、ご自分が創造者であるので、そのことを知ってもらいたいと思っておられます。また、ご自分の元に、帰ってきてほしい…
神が憎まれることシリーズ。その壱は、淫行と離婚でした。さて次は、泥酔と浮かれ騒ぎです。 エホバの証人の多くの方は、家庭やみんなで食事をするときに、お酒を楽しんでいます。もちろん、飲まないからといって、非難されるということはないですし、飲むか…