キリスト教に興味があってインターネットで調べている方へ 第26回 祈りの時間や格好について
聖書では祈りをする時間などは特には定められていません。たとえば、朝の何時に何回お祈りするというような、定型の祈りは聖書では求められていません。
また、祈るときのポーズについても、聖書では何も書かれていません。手を組んで、目をつぶって下を向くというポーズが、祈りをするときのやりやすいポーズのようで、みんながそのようにすることが多いですが、特にこれといった決まったポーズはないです。
ふとしたときにとっさに祈ることもありますし、決まった時間に祈ることもできますし、判断をするときや、誘惑と戦うときに、導きを祈り求めることもできます。
イエスは弟子たちに、眠りに陥らないように、「絶えず祈っていなさい」といわれました。眠っていると、どろぼうが家に入ってきて、家を荒らしていったとしても、気づくことができません。どろぼうに押し入られて、大切なものが壊されてから、自分は眠ってしまっていたということに気づきます。
ですから、サタンがやってきて、大切なものを奪っていかないように、絶えず霊的に目覚めていて、祈っていることは大切なことです。
同様に、事物の体制の終わりも、盗人が押し入るようにやってきます。ですから、今は目覚めているべきときです。だから、いつも祈ることによって、目覚めていましょう。
イエスが捕縛される直前の晩、イエスは弟子たちに「眠らないで絶えず見張っていなさい」といいました。けれども、弟子たちは眠ってしまいました。しばらくの間ですら、起きていることができませんでした。
イエスの直接の弟子たちですらそうだったのですから、僕たちも知らない間に、眠りについてしまっていることがあります。そうして、関係が打ち壊された後に、眠ってしまっていたことに気づくことがあります。
だから、いつも霊的に目覚めていることができるように、イエスを通して、エホバにお祈りしましょう。
次回は、イエスを通してエホバに祈るということについて、書いて見たいと思います。
続く。