キリスト教に興味があってインターネットで調べている方へ 第23回 祈りの内容「罪の許し」

 祈りの内容の3つ目は、「罪の許しを祈り求める」ことだ。僕たちはいつも失敗する。うまくいくようにと願っているのに、それでもいつも失敗しちゃう。

 自分に罪がないといったり、自分に罪がないように振舞ったりするなら、僕たちはエホバに罪を犯すことになる。だから、いつでも謙遜でいなくちゃならない。他の人に対して威張ったり、傷つくようなことをいったりしちゃいけない。

 それでも、仲間の兄弟・姉妹のことがやっぱりうまく理解できないので、思っていもいなところで、ぶつかり合ったりするときもある。間違っている人を責めるというのは、簡単だ。でも、その人のために祈ることができるだろうか。

 自分に嫌なことを言った人のために祈ることはできるかな。これは、とっても難しいと思う。でも円熟していくうちにうまくできるようになってくると思う。

 辛いときには祈り求めれば、エホバは必ず顧みてくださる。自分には罪があるということを認めて、謙遜に罪の許しを祈り求めるなら、また仲間の罪についても許しを祈り求めるなら、エホバは忠節な方なので、ご自分に示した愛を忘れたりはされない。

 僕たちの祖先はエホバに対して大きな罪を犯した。僕たちも罪の影響を逃れていないので、不完全さのために日々エホバに罪を犯している。それでも、エホバは、イエスを通して僕たちを許すことをよしとされた。

 罪の報いは死です。でもエホバは、ご自分が創造された人間を愛しておられます。それで、人間が死んではほしくなかったので、罪を許す道をお備えになりました。そのようにして、愛を示してくださった。

 罪を犯されたとき、僕たちは辛い思いをします。では、そうであれば、神はもっと辛い思いをされたのではないでしょうか。それでも、エホバは、人を愛していたので、許すことに決められたのあれば、僕たちも仲間を愛しているので、進んで許していくべきではでしょうか。

 そのようにすることで、エホバは喜ばれる。

 次回の祈りの内容は「わたしたちのためのパンをお与えください。」です。

 続く。

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