キリスト教に興味があってインターネットで調べている方へ 第4回 神のお名前はエホバ

 聖書に出てくる神にはお名前があります。その名前はエホバといいます。でも実際には、子音にあたる語句しかないので、正確な発音はわかっていません。ローマ字で書くとYHWHです。

 学者の方の多くはヤハウェと発音するのが正しいのではないかという考えも多いようです。エホバの証人は、聖書では神のお名前は、エホバと書かれることが多かったので、そのお名前を使っています。

 正確な発音はわからないけれど、神にはお名前があって、神のお名前と神の目的を知らせることが大切と考えています。

 神のお名前は、一般的には旧約聖書と呼ばれる書物にでてきます。多くのクリスチャンは、神のお名前を口に出すことは不敬なことだと考えていますが、僕たちはそのようには考えていません。神のお名前は広く宣明されることになるということが、聖書に書かれているので、神のお名前を使うことは、神の目的にそったことだと考えています。

 聖書を創世記から啓示まで、ずっと読んでいけば理解してもらえるのですが、イエス・キリストとエホバは異なる方です。イエス・キリストの父が、エホバになります。エホバの子が、イエス・キリストになります。

 詩編という書物では、エホバのお名前を使った詩が、たくさんでてきます。だから神のお名前を口に出すことが不敬なことではないんです。反対に神の目的とお名前を隠すことが不敬なことになります。

 ですから、まだまだ多くの人にとって神のお名前が隠されたままです。クリスチャンの方の中にも、なぜカトリック教会の方やプロテスタントの教会の人は、神の名前を使わないんだろうと疑問に感じるかたもいらっしゃるかもしれません。

 僕の感覚で言えば、彼らが神の名前を使わない理由は、神の名前を使うと、カトリック教会とプロテスタントの教会から離脱することになってしまうからです。異端とみなされてしまいます。

 でも正直な気持ちで聖書を読んでみると、そこには神のお名前が書かれているということを、発見できます。

 神のお名前を使うこととと、それを使わないようにすることと、どちらが神の目からみて好ましいことでしょうか。エホバの証人は、神をお名前を使うことだと信じています。

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