インターネットと信仰

 インターネットが流行しはじめてから、10数年。これからはスマートフォンも普及していくので、家庭に一台というより、個人に一台という感じになってくる。いろいろなことを検索して、必要な情報を調べる。

 インターネットに関しては、統治体は一枚岩じゃなくって、たぶん方針として両方の人たちがいると思う。片方は情報に触れないほうが清さを保て鋳る考える人で、もう一方はインターネットがこれだけ普及したので、受け入れざるをえず、活用しようと思っている人たち。

 会衆にも両方の考え方を持っている兄弟・姉妹がいるね。ipadとかスマートフォンとかを、持っている兄弟・姉妹と、ほとんど必要性を感じていないでちょっと危険だと思っている兄弟・姉妹。

 よいとしても悪いとしても、これからますます多くの兄弟・姉妹がインターネットを初めて、エホバの証人について調べる。発信元の多くは、びっくりしちゃうことに背教者ではなくって、現役の兄弟・姉妹なんだ。そして、その多くの兄弟・姉妹は何らかの点で不満を抱えている。

 僕の中では、これだけ情報が氾濫する時代にあって、聖書の価値というのは、どんどん高まっている。指針を示してくれるのは、やっぱり聖書しかないんだって最近ますます思う。困ったときには神はいつも顧みてくださるし、兄弟・姉妹の支えになってくださっている。

 インターネットで神への信仰が崩れるかというと僕はぜんぜんそんな風には思わないし、エホバを知っているなら、エホバから離れる理由はないと思う。

 インターネットで調べるのはよいけれど、何か極端な情報を見て、兄弟・姉妹の間で憎みあうことに関しては注意してほしいと思う。自分は真実を知って目覚めたという実感を得るかもしれないけれど、憎みあうなら、聖書で学んだ真理とは反対のことをしていると思う。

 真実を求める気持ちは、エホバからのものだから、ぜんぜんかまわないんだけれど、批判的な意見ばかりを吸収して、人を憎しみあわせるサタンの罠には引っかからないでほしいと思う。

 自分が今まで何を崇拝してきたのか、自分の信仰を見つめなおす良い機会だと思う。