寂しい場所に行き少し休みなさい

 疲れたときは、どうしたらいいでしょうか。何事も一生懸命になりすぎると、体や心が疲れてしまいますね。また、人と接触しすぎると、疲れてしまうということもあるかもしれません。活動を継続して続けていくためには、少し休みも必要だと思います。

 僕たちの主イエスも、こんなふうに言われました。

すると[イエス]はこう言われた。「さあ,あなた方は自分たちだけで寂しい場所に行き,少し休みなさい」
(新世界訳聖書 マルコ6章34節)

 寂しい場所というのは、おそらく人がいないところという意味でしょうね。人のいないところにいって、少し休みなさいといっておられます。

 ですから、リフレッシュするための時間も必要だということですね。休むことに罪悪感を覚えてしまっている兄弟・姉妹はおられませんか。でも、休みが必要なときは、堂々と休んだらいいと思います。

 心と体を緊張させ続けると、ストレスで、自分の体がおかしくなってしまうかもしれないです。そうなる前に、休んでくださいね。限界ぎりぎりのところで、無理して活動することを、イエスは望んでおられないと思いますよ。

 長老たちも、仕事を断れない兄弟の上に、仕事をたくさん載せてあげないでください。自分ができるからといって、その兄弟もできるとは限らないです。平気そうな顔をしていたり、大丈夫ですといったとしても、内面では無理しているかもしれないです。

 無理がたたったある瞬間に、急に鬱を発病してしまうというのは、聞いた事がある話だと思います。だから、限界が近づく前に、静かなところへ行って、少し休む必要があると思います。

 長老たちも義務感を持たせるような言葉や責任を押し付ける言葉をかけないでください。長老や会衆のほうに責任があるのかもしれないと考えて、その兄弟の振る舞いを受け入れてください。愛を勝ち得ないと、もう戻ってはこないかもしれませんよ。