わたしは不真実な者たちと共に座りませんでした

 エホバ神の特徴のひとつ、それは、真実の神であるということです。その反対に、サタンの特徴は、偽りです。サタンは偽りを愛させることを好みます。偽りを真実と唱え、闇を光のように見せかけて、それを真実とのべるというのが、邪悪なものの特徴です。

 真実の側にいる人たちは、邪悪な世が支配する世界にあって、苦難に合います。偽りを真実とのべる人たちの中にあって、迫害にあいます。攻撃、無視、排除など、さまざまな苦難が臨みます。

 けれども真実の神エホバのために苦難にあうならば、不真実を語って喜びを得るよりは、はるかによいことです。

 ダビデは、苦難の中でこうのべます。

わたしは不真実な者たちと共に座りませんでした。わたしは自分がどんな者かを隠す者たちと共に入ってゆきません。
(新世界訳聖書 詩編 26編4節)

 わたしは不真実な者たちと共に座りませんでしたとダビデはいいます。あなたの家の住まいとあなたの栄光の住まう所を愛しましたといいます。

 「真理の側に立つ」とよくいいますが、本当の意味で、真理の側に立っていますか。真実を弁護する側に立っていますか、それとも何の根拠もない偽りを弁護する側に立っておられますか。あなたはどちらでしょうか。