集会に参加したり、話に応じている兄弟・姉妹を復帰させてあげてください

 排斥された兄弟・姉妹に対して、長老のさじ加減で、復帰の時期を遅らせているという報告がちらほらとあります。二年も三年も復帰させないで、そのままの状態にしているという報告もちらほらとききます。

 自分に従順でなければ、復帰させないという、そのようないじわるなことはやめたほうがいいと思います。どうして、悔い改めているという兄弟の言葉を信じずに、自分に従順であるかという外面をずっと眺め続けているのですか。

 イエスが「悔い改めるなら七十七回まで許しなさい」と言っているのに、一回の罪だけで、それも悔い改めを言葉で示しているのに、集団で無視し続けることを続けているのですか。

 兄弟・姉妹たちは、長老の手の上に転がされる物体ではなくって、神が愛する人間です。いつまでも無視を続けているなら「悔い改めるなら七十七回まで許しなさい」というイエスの言葉に従っていないということに、気がついてください。

 無期限で集団無視をすることは、神の愛でもなんでもありません。「みせしめ」であり「制裁」です。長老たち、兄弟・姉妹たち、排斥制度は「愛ある取り決めです。」と教えられていますが、実際のところは「みせしめ」や「制裁」であることに気がついてください。

 加担し続けるならば、将来の裁きのときに、エホバから、問いただされるかもしれませんよ。「どうして77回まで許しなさいと伝えたのに。一回限りの罪を許すことができなかったのですか。どうして、神の言葉に従いなさいと教えたのに、人間の教えに従っていったのですか」

 排斥制度を亡くすことは、非常に難しく険しい道ですけれど、運用によって、排斥をできるかぎり減らしたり、復帰をたくさん取り決めることは今すぐにでもできます。そういう活動をしていきませんか。