親しくて信頼できる友人や家族と本音の話をする

 インターネットは、情報を広めるのに効果的です。それは、家で、ひとりのときに、だれからも邪魔しないで、考える時間を作ることができるし、さまざまな角度から、今ある状況を考えることができるからです。

 けれども、インターネットだけだと、ぽつり、ぽつりと、個人が、ばらばらになったままです。やっぱり、インターネットを見る人だけではなくって、会衆のあらゆる兄弟・姉妹に、今起こっていることや、組織のおかしな部分を考えてもらうようにしてもらわないといけないと思います。

 けれども、これを露骨にやってしまうと、会衆からのけものにされる可能性がありますし、長老や巡回監督から目をつけられる可能性もあります。最悪の場合は、背教と認定されて、排斥されてしまう可能性もあります。

 それで、まずは、本当に信頼できる友人と家族と話をしてみることです。最初は、反抗心を呼び起こす話題や、背教的な話題を切り出す必要はなくって、「最近は、エホバの証人の兄弟・姉妹って、インターネットみてたり、インターネットで日記を書いていたりするよね」って日常的な話題でいいと思います。

 ひとりの人には、家族と2,3人の信頼できる友人がいると思います。だから、家族と信頼できる2,3人の友人といろいろと話をすることができて、今起こっていることや組織の問題点について話をすることができれば、しだいに、会衆全体に伝わっていきます。

 だから、大きなリスクを犯さないで、信頼できてつげ口をしない、信頼できる友人と家族にさえ、伝えることができれば、会衆全体に広げていけると思えます。長老たちには、直接話すとか、訴えるとか、協会に手紙を書くということは、自分のリスクを高めるので、安易には行わないほうがよいです。

 長老たちを説得するというのは、普通の会衆の兄弟・姉妹を説得する10倍以上は、難しいですが、その方法も考えている途中です。日本支部と地域監督を引っ張りだす方法を考えています。結局長老は、上が動かないと動かないので。

 もし、エホバの証人を妻に持つ、ご主人さんがおられれましたら、妻や長老と呼ばれる人や奉仕の僕と呼ばれる人や巡回監督にも、エホバの証人の現状や問題点についての話をしてあげてください。ご主人さんなど、まだエホバの証人ではない人は、安全圏ですので、食事に招待でもしてあげて、どしどしつっこんであげてください。