これらの日の終わりにはみ子によってわたしたちに語られました

 たくさんの預言者が聖書には描かれています。モーセヨシュア、サムエル、エリヤ、エリシャ、イザヤ、エレミヤ、ダニエルなどのたくさんの預言者いました。預言者というのは、神の言葉を託された人のことで、神の言葉を語った人のことです。

 そして、エホバ神は、これらの日の終わりに、み子によって、神の言葉を伝えさせました。み子とは、イエス・キリストのことです。

 聖書を読んでみましょう。

神は,昔には,多くの場合に,また多くの方法で,預言者たちによってわたしたちの父祖に語られましたが、これらの日の終わりには,み子によってわたしたちに語られました。
(ヘブライ 1:1-2)

 天の父であるエホバ神は、イエス・キリストを地上に送りました。神のご意思を、人々に伝えるためです。神は、自分の長子であるイエス・キリストを地上に送ることによって、人々に自分の気持ちを伝えることを選択されました。

 み子であるイエス・キリストは、父を完全に反映しているといわれているくらい、神の性質に満ちていました。それで自分が語っている言葉は、自分の言葉ではなくって、父の言葉であるということを強調しました。

 それで、イエス・キリストの言葉をよく調べることによって、父であるエホバ神のお気持ちも、よく知ることができます。子であるイエス・キリストは、父である神の言葉を、人々に伝えました。最大のおきては、愛であること、上下関係を作らず、お互いに愛し合うこと、お互いにゆるし合うことが大切なことなどです。

 イエス・キリストは、死でさえも取り除くことができる方です。死を前にして、人は無力ですけれど、神の子であるイエスは、復活させる力も、父であるエホバ神から、与えられています。命の力が、み子のうちにはあります。

 イエス・キリストは、復活についても、人々に伝えました。預言者たちの書に書かれていた預言につて、意味を明らかにして、復活があり、死が取り除かれるということを明らかにしました。イエスの言葉を知って行う者の将来には、死ではなく、命があります。