祈りについて

 イエス・キリストは祈りの仕方について教えました。その中に「あなたのご意志が行われますように」というものがあります。

あなたのご意志が天におけると同じように,地上においてもなされますように。
(マタイ 6:10)

 僕はよくこの祈りをします。公正が回復されること、真実や愛が行われること、貧困や飢餓がなくなること、病気をしないこと、命を保つこと。これは、いつの時代にあっても、人々の願いでもあります。

 罪は世に入ってきましたが、イエス・キリストはあがないの犠牲となって、罪のための犠牲としてささげられました。イエス・キリストの思いは、地上において神のご意思がなされるということです。

 それは、いつになるかは、はっきりとはわかりません。けれども、心を整えてその準備をしておくことはできます。神のようにあらゆることが完全にできるわけではありませんが、罪から離れていること、神と人を愛すること、自分のできる範囲で何かを行うことはできます。

 祈りは無意味ではなくって、信じる人の心を動かします。自分もそうですし、人の心もです。だから、祈りは無価値な行為ではなくって、確かに祈りには、力があります。