年配の兄弟・姉妹たちへ。真実を伝えてきたのであれば、真実を受け入れる覚悟も持ってください
「伝道活動というのは、真理を家の人に伝えるという活動だ。」長い間伝道活動をしてきた兄弟・姉妹であれば、このように考えておられることでしょう。真理というのは、真実のことです。兄弟・姉妹の皆さんは、伝えている内容が真実だという信仰があるので、伝道活動をしておられると思います。
でも、僕は年配の兄弟・姉妹たちにお伝えしておきたいのですが、真実を伝えているわりには、真実を受け入れる覚悟が足りないと思います。自分の信念については、しゃあしゃあと、語っていながら、自分が見たくない真実からは目を背けておられませんか。
他のブログのコメントを見ていましたら、こんな感じの反応をした姉妹がおられました。
組織の何かを知っていたとしても、わたしには知らせないでほしい。○○ちゃんは、断絶だけはしないでね。
エホバの証人の姉妹というのは、ものすごくうわさが好きです。だから、今ものみの塔協会に大きな不信が走っているということは、ほとんどの兄弟・姉妹の知るところになっていると僕は推測しています。でも、具体的な真実を知ることは、不安だし、怖いといった具合のようです。
何がそんなに怖いのかといえば、一番怖いのは、組織から切り立たれることです。神の裁きではなくって、組織から切り立たれることが、もっとも恐ろしいことなのです。これが、エホバの証人の兄弟・姉妹の平均的なメンタリティなのだと思います。
もし兄弟・姉妹が伝道活動をして、その人をエホバの証人にするために、世の中から切り立とうとする行為を積極的に行っているのであれば、自分もきちんとエホバの証人の真実をしったときに、切り立たれる覚悟をもってほしいと思います。
そうでなければ、非常に無責任な活動だと思います。
口癖のように「真理を伝える」と宣教奉仕をしているときに語っているではないですか。それならば「真理を伝えられた」ときには、汚いものを見るように避けるのではなくって、それが事実かどうかを確かめて、本当のことだったのであれば、受け入れてください。そして、その上で、良心上の決定をしてください。
ものみの塔協会が隠している不都合な真実を知った時に、どのように反応するかで、あなたと神との関係が見えてくると思います。僕は、神やイエス・キリストとの関係、またリスクを冒して語ってくれた兄弟・姉妹との関係を大切にしてほしいと思います。