姉妹たちの多くが強いストレスを抱えている

 姉妹たちの多くは強いストレスを抱えています。ひとりひとりと話したときは、笑顔の顔をすると思いますが、それとは、関係なく、多くの姉妹たちは強いストレスを抱えています。

 ものみの塔協会は、姉妹たちを組織の幸せな家族のように見せたいと思っています。しかし、現実とのギャップがありすぎて、ストレスは蓄積していくのです。

 長老たちは姉妹たちを服従させることに熱心です。長老に従順でありたいと思っていますなんてコメントをする姉妹は、絶賛されます。反対に、意見をする姉妹たちは、劣等性の烙印を押されてしまいます。

 けれども、このストレスは、表面的には隠れているだけで、どこかで吐き出さざるをえません。それで、明るくさわやかに見えていた会衆が、実は、陰口の宝庫だったということもありえるわけです。

 また温和そうな姉妹が、家族に対しては非常に厳しいということもあります。世の中から受けるストレスや長老への服従に対するストレスを、夫や子供に対して、発散しようとするからです。

 現実と理想のギャップは、ストレスを生みますし、それが長続きするはずもありません。理想ばかりで、人を押さえつけるのではなくって、現実との妥協点を探る努力も必要だと思います。そうしないと、子供の心が親から離れるとか、みんなから冷たくされて会衆から出て行くという最悪の事態を招くからです。

 自己満足の信仰だけが残ってしまいます。