詐取によって自分の友から暴虐な仕方で利得を得つづける

 神は変わってはおられない。モーセの時代から、預言者の時代から、神は変わっておられません。キリストは、父の心を明らかにしましたが、その父は、キリスト到来以前も、父でありました。

 父は、友に対する詐欺、だますこと、詐取に対して、激しい憤りを抱いておられます。

あなたは利息と高利を取った。そして詐取によって自分の友から暴虐な仕方で利得を得つづける。そしてこのわたしを,あなたは忘れたのだ』と,主権者なる主エホバはお告げになる。
(エゼキエル 22:12)

 詐取によって、友から利得を奪うものは、神であるエホバを忘れたのだ、そのようにエホバは語られます。

 会衆基金の用途を突然変更して、協会に送金させるのは、まさに詐取です。そのようにして、暴虐な方法で、友から金銭を奪うものたちに、神は、怒りを抱いておられるのです。

 イエス・キリストは、お金を納めさせ、そのために家族のために金銭を使えないようにさせているパリサイ人を、強く批判しました。「父を敬いなさい」と教えている宗教指導者たちが、父のための金銭までも、奪い取っていたのです。

 心のない犠牲は、神に届くのでしょうか。そのような人の祈りは、聞かれない。まさに、そう教えてきた宗教指導者たちが、詐取を働き、自ら転落していきます。

 神が憎むこと。それは、友をだまして詐取を働く者たちです。ぜひ、そのような人にならないでください。