エホバは正してくださらない
エホバの証人を問い詰めたとしても、最後には「エホバを待ちましょう」「エホバは正してくださる」という言葉を聞いて、がっくりときている方も多いと思います。
エホバの証人の人は、この信条を聖書的であると信じています。でも、それは本当でしょうか。
実際、罪を悔い改めずに、開き直る態度を、とり続けたら、どうなるんでしょうか。エホバの証人が信じる聖書にはなんと書いてあるでしょうか。
その行動にしたがって,
その行ないの悪にしたがって彼らに与えてください。
その手の業にしたがって彼らに与えてください。
その行ないを彼らに返してください。
(詩篇 28:4)
エホバの証人の兄弟・姉妹のみなさん。ダビデの祈りは、悪を行うものに対して、その行いにしたがって、報いてくださいというものです。悪を行うものたちに対する、復讐の祈りです。
兄弟・姉妹のみなさんは、もう少し、悪を憎む気持ちを育てたほうがよいと思います。ダビデの感情を理解することができますでしょうか。想像力は働きますでしょうか。
あなたの舌を悪から,
あなたの唇を欺まんを語ることから守れ。
(詩篇 34:13)
兄弟・姉妹のみなさん、みなさんの舌は、偽善的ではありませんか。みなさんひとりひとりが所属する組織が、目の前で悪を行っているのに、みなさんは、それを正そうとはしません。それは、不完全さに起因する、一致を乱すことが悪だ、エホバを待つべきだと、欺瞞の言葉を並べて、悪をまっすぐに見ようとしません。
その口の欺瞞について、自覚的になるべきです。
エホバのみ顔は悪を行なう者たちに向かっている。
彼らのことが語り告げられるのをこの地から断ち滅ぼすためである。
(詩篇 34:16)
それゆえ、悪を見、悪を知りながら、それを、他の人に宣べ伝えないならば、その責任は、皆さんとともにあります。みなさん、エゼキエルの聖句もよくご存知でしょう。悪を知りながら、悪を伝えないならば、それは、エホバから見て、責任放棄になるのではありませんでしたか。
エホバは、エホバの証人の悪を見て、それを許すと思いますか。エホバが、許すのは、真剣に悔い改めた人ではありませんでしたか。悪を見、悪を知り、欺瞞を語り、悪に協力し続ける人でしたか。
そして、あるエホバの証人はこのように語りました。「わたしは組織を信じる。その結果、わたしはエホバに滅ぼされることになってもよい。その責任は、わたしがとる」と。
あぁ、みなさんは、神の救いを宣べ伝えているのではありませんでしたか。それなのに、何ゆえに、滅びの道に導き続けているのですか。みなさんに必要なのは、猛進することではなくって、悔い改めることなんですよ。それは、よく考えれば、わかることでしょう。