「真の忠実で思慮深い奴隷」と「偽りの忠実で思慮深い奴隷」について解説する
忠実で思慮深い奴隷はいったいだれでしょうか。という言葉を、兄弟・姉妹のみなさんは、頻繁に聞いていると思います。そこで、今回は、「真の忠実で思慮深い奴隷」と「偽りの忠実で思慮深い奴隷」について解説してみます。
では、質問です。「真の忠実で思慮深い奴隷」とは、いったいだれのことでしょうか。そして、「偽りの忠実で思慮深い奴隷」とは、いったいだれのことでしょうか。
真の忠実で思慮深い奴隷とは
パウロはいいます、男奴隷も、女奴隷も予言をする。そのことが、今日起きているのです。
これは預言者ヨエルを通して言われた事柄です。『神は言われる,「そして終わりの日に,わたしは自分の霊の幾らかをあらゆるたぐいの肉なる者の上に注ぎ出し,あなた方の息子や娘たちは預言し,あなた方の若者たちは幻を見,老人たちは夢を見るであろう。そして,わたしの男奴隷の上にも,女奴隷の上にも,わたしはその日に自分の霊を注ぎ出し,彼らは預言するであろう。
(使途 2:16-18)
ここで、神は、何といっておられますか。息子や娘などの若い人たちも預言をするといっています。男奴隷に対しても、女奴隷に対しても、霊を注ぐと。
キリストの音信のもっとも大切なことのひとつは、あらゆる人に対する救いを述べ伝えているということです。そして、それぞれが、神の預言者となるのが、音信なのです。主の奴隷と呼ばれているのは、実際、クリスチャンすべてに対して当てはまります。
奴隷というのは、クリスチャンすべてに当てはまる。
それゆえに、キリストを信じるものたちにとっては、男も女もなく、老人も若者もなく、金持ちも貧乏人もないといっているのです。一方が、徹底的に他方を支配するような力はなく、主の前に、ひとりひとりが、立つのです。
特定のものだけが、信頼すべき奴隷というのではなく、信仰を働かせる人ひとりひとりが奴隷なのです。それゆえに、僕自身も、忠実で思慮深い奴隷です。(確定するのは、それは、キリストが、終わりのときに判断すべきことですけれども。)
聞いてびっくりしたかもしれませんが、みなさんひとりひとりが、忠実で思慮深い奴隷です。これこそが、「真の忠実で思慮深い奴隷」という意味です。
それで、僕は、エホバの証人の兄弟・姉妹のおひとり、おひとりを、忠実で思慮深い奴隷の兄弟、忠実で思慮深い奴隷の姉妹と呼びたいと思います。
「やぁ、忠実で思慮深い奴隷の兄弟、おはよう、忠実で思慮深い奴隷の姉妹」と呼びますので、エホバのみ前で、大きな声で「はいっ」と答えてください。
奴隷というのは、クリスチャンすべてに当てはまるということを、しっかりと意識してみてください。僕は、真実を伝えています。
偽りの忠実で思慮深い奴隷とは
さて、いっぽうで、偽りの忠実で思慮深い奴隷とはいったいだれでしょうか。それは、聖書ですでに預言されています。ですから、僕は、自信を持って、ものみの塔協会は、背教していると伝えたのです。耳のある人は、どうか聞いてください。
そこでイエスは答えて言われた,「だれにも惑わされないように気を付けなさい。多くの者がわたしの名によってやって来て,『わたしがキリストだ』と言って多くの者を惑わすからです。
(マタイ 24:4-5)
偽り者の一つ目のしるしは、自分のことをキリスト、油注がれた者と語る人たちです。さて、わたしは、油注がれていると言っているのは、いったいだれでしょうか。よく思い浮かべてみてください。
「あなた方は人の前で自分を義とする者たちですが,神はあなた方の心を知っておられます。人の間で高大なものは,神から見て嫌悪すべきものだからです。
(ルカ 16:15)
偽り者の二つ目のしるしは、自分のことを、人前で義とするものたちです。自分たちの善を誇っている人たちはだれですか。よく思い浮かべてみてください。
彼らは言いはしますが,実行しないからです。重い荷をくくって人の肩に載せますが,自分ではそれを指で動かそうともしません。すべてその行なう業は人に見せようとしてするのです。
(マタイ 23:4-5)
偽り者の三つ目のしるしは、人には言うが、自分たちは行わないということです。それは、偽りの宗教について批判しながら、偽りの宗教に、王国会館を売却して、お金をもうけている人たちでもあります。それは、一体だれでしょうか。
彼らは,お守りとして身に着ける[聖句]入れの幅を広げ,[衣の]房べりを大きくしているからです。また彼らは晩さんにおいては最も目立つ場所を,そして会堂では正面の座席を好み,また市の立つ広場でのあいさつや,人にラビと呼ばれることを[好み]ます。
(マタイ 23:5-7)
偽り者の四つ目のしるしは、目立つ場所を好み、房べりを大きくしている、つまり、立派な装飾を身に着けているということです。上品そうに話はしますが、高級な腕時計などをつけていることが当てはまるでしょう。それは、一体だれでしょうか。
偽りの忠実で思慮深い奴隷には、多くのしるしが当てはまります。ぜひ、自分の心で、見分けでください。僕は、聖書に記述されたことから、真理を語っています。耳のある人は、聞いてください。
ものみの塔協会と現在の統治体が背教しているというのは、冗談でいっていたり、ふざけていっていたり、恨みのために言っているのではないんです。多くの偽り者のしるしが当てはまっているので、僕の良心が、みなさんに真実を伝えたいと思っているんです。