王国宣教 2007年7月9日号 「質問箱 聖書の調査や討議を行なうために証人たちが独自に作った様々なグループを,「忠実で思慮深い奴隷」は認めていますか。」

 資料のメモです。

「質問箱 聖書の調査や討議を行なうために証人たちが独自に作った様々なグループを,「忠実で思慮深い奴隷」は認めていますか。」

いいえ,認めていません。しかしながら世界各地で,わたしたちの組織に交わる少数の人たちが,聖書関係の論題を独自に調査するグループを作っています。聖書のヘブライ語ギリシャ語を独自のグループで研究して「新世界訳」の正確さを検証する人たちや,聖書に関係した科学的な論題を探究する人たちがいます。その人たちは,意見交換や討議のためにウェブサイトやチャットルームを立ち上げています。また,会合を開き,出版物を発行しています。自分たちの発見を公開し,クリスチャンの集会や文書を通して備えられているものを補足するためです。

世界中のエホバの民は,会衆の集会や大会で,またエホバの組織の出版物を通して,霊的な指示や励ましを十分に受けています。聖霊の導きや真理のみ言葉により,エホバは必要なものを備えておられます。それは,神の民すべてが「同じ思い,また同じ考え方でしっかりと結ばれ」,「信仰において安定した者」であり続けるためです。(コリ一 1:10。コロ 2:6,7)わたしたちは,この終わりの日におけるエホバの霊的備えに本当に感謝しています。「忠実で思慮深い奴隷」の監督のもとで制作もしくは組織されたのではない,いかなる文書も,集まりも,ウェブサイトも,その「奴隷」は認めていません。―マタ 24:45‐47。

(王国宣教 2007年7月9日号)

 現在現役のエホバの証人で、Webサイトを作成している人がいますが、2007年に出された、王国宣教では、上記のように記述されており、Webサイトを作成している人は、背教者とみなされる可能性があります。実際にWebサイトを作って、それがばれて、開拓奉仕を降ろされた人もいます。

 いくらWebサイトで、エホバの組織を擁護していたとしても、Webサイトを作成すること自体が、エホバの組織にとって、背教的な行為なのだということを、ものみの塔協会は、言っています。つまり、ものみの塔協会の言うことに従えば、エホバの組織の監督のもとで、書かれたものではないWebサイトを公開しているのであれば、ハルマゲドンで、その人は滅びるということです。

 僕は、この記事をもとにして、ひとりの長老から、ブログを書くべきではないと、コメント欄に書かれたこともあります。

 また、聖書研究を行う集まり自体も否定しています。ですから、複数人で集まって、聖書研究をするのは危険です。ですから、僕は、ものみの塔協会の危険から身を守るために、複数人で集まるのであれば、聖書朗読を行うことをお勧めしています。