なぜものみの塔協会は、中国に力を入れているのか

 なぜものみの塔協会は、中国に力を入れているのか。それは、禁令化ですが、キリスト教の増加が著しいからです。中国は2030年までには、世界最大のキリスト教国になるといわれています。他のキリスト教の宗派も、中国での宣教に力を入れています。ものみの塔協会の、中国に力を入れているのは、この流れの中にあります。

 このままいくと、ヨーロッパは、イスラム教化し、中国は、キリスト教化します。ヨーロッパは、イスラム教徒の出生率が異常に高いことが原因であり、中国は、キリスト教の宗派が、こぞって宣教していることが理由に挙げられます。

 日本人の西洋崇拝が、やっと廃れていくであろう時期です。中国に対しても、何の期待もないでしょう。自然にいけば、幕府と朝廷が存在した時代の感覚に戻っていくのではないでしょうか。新しく敗戦せずに、国土を守れればの話ですが。

 日本的な美でいえば、僕は、刺繍(ししゅう)が好きなのです。刺繍によって、花鳥風月を、日常で着るものに編みこむ。そういう、美が好きなんです。しかしそれは、西洋文化に心を侵略されてしまったせいで、滅びてしまいました。日本人は自らの心を捨てて、短期間の繁栄を選びました。そして、心を捨ててしまったので、今、何も残らない。

 ただ、多数にすりよること、権威にすりよること、特権にすりよることだけが、価値となってしまった。日本的なものの復活を望みたい。日本の美、風土に基づく美。